コロナ渦が続いておりますが、生活に影響を受けた方もいらっしゃると思います。

コロナだけではなく、ストレスで体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

上記の記事でのマウスの実験によると、社会的敗北によるストレスが後天的な遺伝子の発現の変化をもたらしており、その変化は神経細胞等の局部的なものにとどまらず、生殖細胞にも起きているということです。

つまり社会的敗北ストレスによる遺伝子発現の変化が遺伝するというお話です。

 

 

ストレスの記憶が遺伝するということも興味深い知見ですが、後天的な遺伝子発現の変化が性格、体調等の変化に影響を与えるということは容易に想像がつくことだと思います。

慢性的な鬱状態を説明するものの一つととらえることもできると思います。

 

 

こういった後天的な遺伝子発現をコントロールすることができれば、鬱の治療や性格の改善といったことが可能になるでしょう。

 

 

 

 

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