母との電話が終わった後もなかなか怒りがおさまらないでいる中、娘からも電話がありました。
私の誕生日のためにかけてくれた電話でしたが、私は母との会話でのやりきれない気持ちを娘に延々と話してしまいました。
娘から「それではお母さんはお母さんのお母さんにどうしてもらいたいの?」と聞かれました。
私が母に求めているのは、私の事を思いやる=例えば母がいない中でのお産や、弟のことなどを労ってもらいたいのです。
色々と大変だったけれど頑張ったねと言ってもらいたいだけなのです。
その昔、私の子供達がまだ小さかった頃、トラブルを起こした子供を叱る私を見て先輩ママから言われたことがありました。
詳しい状況はもう忘れてしまったのですが、友達に何かをされて怒って叩き返してしまった子供に対して、私は何があっても暴力で返してはいけないと叱っていたのですが、子供は私の言うことを聞かず延々と文句を言い続けていたのです。
だってだってと。
すると先輩ママは、「そう言う時は一旦子供の悔しい気持ちを受け止めて、その上で暴力で返してはいけないと教えないと子供は納得がいかないよ。」と教えてくれたのです。
今の私はその時の子供と一緒で、母に自分の気持ちを受け止めてもらえない=納得がいかず延々と文句を言い続けているわけです。
すると娘は、「お母さんのお母さんはもう80代だし今更やり方を変えるとは思えないよ。 以前◯◯(息子)が言ってたように、これからもお母さんが欲しい答えはくれないんじゃないかな。」
そうなのです。
今と全く同じことを2022年10月のブログで書いていたのです。
今回母が孫に会ってみたいなどと言うものだから、また同じことを繰り返してしまったのでした。
これから彼女と母と娘として付き合っていけるとはとても思えませんが、母と再会して良かったとは思います。
なぜなら将来関係機関から母の遺骨(遺体)の引き取り要請が来た時に、母が生きてる時に探せば良かったと後悔することがないからです。
40年前、母は宗教のために私と弟を捨てて出て行きましたが、今回は私が母の存在を切り捨てることによって心の平和を保つことにします。