翌日の朝
山田君が沖田君に電話するも不在
次の日も不在。
月曜日――わかなちゃんが突然休み。
出社予定は未定、理由も不明。
山田君:「なんとか、うまくいってるんじゃないかな?」
天真さん:「沖田さん、大丈夫かしら?」
山田君:「な〜に、あいつはそんな事慣れっこだから。」
天真さん:「そうだよね、私の時も小難しい愛だったし。」
(実は、天真さんもかつて沖田君を狙ったが
厳しいしきたりや教えについていけず
別れた経験があった…)
週末、山田君が呼び出される。
人事部長:「おい、山田、お前何をしたんだ。
わかなが退職届を出してきたぞ。」
山田君:「へ〜〜、そうなんですか?知りませんけど。」
人事部長:「ついでに結婚もするそうだ。
結婚式にも招待されたぞ。」
山田君:「それは良かったですね。」
・・・
その後の社長室では大混乱が
社長:「たいへんだ!高市夫人から電話があって
今までの話は全て白紙だそうだ。
なにがあったんだ?」
人事部長:「いや、それが、私もわからなくて…
山田の奴も知らんぷりしています。」
社長:「やはり、あの二人がなにかしおったぞ…」
・・・・
山田君と天真さんの手元には、結婚式の招待状は届かなかった。
無事に退職したわかなちゃん。
しかし、結婚生活がいつまで続くかは誰にも保証できない。
沖田家と高市家の、ご婦人同氏は???
(スタバのテラス席、山田君と天真さんがコーヒーを飲みながら)
天真さん:「結局、わかなさんは自分の道を選んだのね。」
山田君:「ああ…でも俺たちも、まだまだ仕事がある。」
二人は顔を見合わせ、苦笑い。
「総理の娘を巡る騒動は幕を閉じた。
しかし、デジタル推進課の物語はまだ続く。
次なる相談は、もう目の前に。」
この夜も普段通りのホテルでお楽しみ

天真「あのアイディアよく思いついたわね」
山田君「おれの頭脳はAIを上回っているという事さ」
天真「ふ~ん、途中で私を捨てようとしてたわよね」
えっ
天真「私のAIも
何処とでもつながっているのよ」
・・・いつもより熱い夜を過ごす2人でした。