ソルバーを使った分析

最後です。

Excel:ソルバーを使った分析① 

Excel:ソルバーを使った分析② 

からご覧ください。

前提

縦横のデータがあります。

ソルバーで使用する

目的になるセル

条件を指定します。

1,空いているセルに

 ソルバーの目的のセルに 適当な値

 今回の事例では

 L1に 1、M1に 1、N1に 1とでも

2,データの右側に 誤差を計算する式

 =$L$1*重量+$M$1*距離+$N$1

  これで、目的セルを使った運賃が計算できます。

 まだ答えはでたらめです。

 この式を、実際の金額との差

 =$L$1*重量+$M$1*距離+$N$1-データの値

 =$L$1*$A2+$M$1*B$1+$N$1 - B2

 これでは + - の値が表示されるので

 =($L$1*$A2+$M$1*B$1+$N$1 - B2)^2

 と二乗しておきましょう。

 データの数だけ、右へコピー、下へコピーします。

 これで、全ての誤差が+の値になります。

 ここが味噌

3,ソルバーの変数のセル には

 2の誤差範囲セルの合計

 =Sum(G2:J10)

4.目標値は 最小値

5,解析のボタンを実行すると

 目的のセルの値が変化して

 計算値と実際値の差が

 最小となる

 A、B、Cが計算されて止まります。

Z=Ax+By+C

A 重量による加算

B 距離による加算

C 固定費用

のそれぞれの影響度が把握できます。

もちろん

一次の多項式で良いか?

縦方向、横方向のデータを

十分に分析しておきましょう。