まだ、エクセルのお話ではありません。

以前にも投稿していますが「統計学」について

・平均値

 お馴染みの数値(指標)です。

 仮に、毎日の売上をデータ化してあります。

 一か月分の売上(或いは生産)が合計で計算できます。

 営業稼働日で割り算すれば

 一日の平均売上高(生産高)になります。

「それくらいだ大丈夫です、」

・標準偏差(分散)

 この数値(指標)は

 個々のデータの値と平均値の差(ばらつき)を表しています。

※分散と標準編の関係は

  標準偏差の二乗が分散

  分散の平方根が標準偏差

  この標準偏差が小さければ

  毎日の売上(生産)が順調に進んでいる

  大きければ

  毎日、何らかのトラブルが発生している??

  平均値の指標が意味がなくなり

  標準偏差の値(ばらつき)に注目すべきになります。

・正規分布図

 平均と標準偏差を計算すれば

 正規分布のグラフが作成できます。

「えっ、これで何がわかるの??」

仮に、データが正規分布にしたがっていると仮定すると

統計学では下限、上限の値はそれぞれ

平均値 ー 標準偏差 の値が出る確率は  19%程

平均値 ー 2*標準偏差 の値が出る確率は  2%程

平均値 ー 3*標準偏差 の値が出る確率は  0.1%程

売上高(生産高)の事例では 

5日に 一回くらいは 平均値 ー 標準偏差

50日に 一回ぐらいは平均値 ー 2*標準偏差

3年に 一回ぐらいは平均値 ー 3*標準偏差

が発生している。

「えっ、何で?そんなこと言いきれるの??」

そういわれても困りますが

それが統計学です。