まだまだ前書きです。

日本人のルーツからご覧ください。

さて、時代は流れて

鎌倉幕府滅亡後は

日本も戦国時代に突入します。

当時のヨーロッパと東アジアの状況を説明します。

 

ヨーロッパ諸国が大航海時代を迎えます。

・15世末、コロンブスはスペイン王室と契約を結び大航海に出ます。

 その契約は「サンタ・フェ契約」と呼ばれ

  1. コロンブスは発見された土地の終身提督(アルーランテ)となり、この地位は相続される。
  2. コロンブスは発見された土地の副王(ピリレイ)および総督(ゴベルナドール・ヘネラール)の任に就く。各地の統治者は3名の候補をコロンブスが推挙し、この中から選ばれる。
  3. 提督領から得られたすべての純益のうち10%はコロンブスの取り分とする。
  4. 提督領から得られた物品の交易において生じた紛争は、コロンブスが裁判権を持つ。
  5. コロンブスが今後行う航海において費用の8分の1をコロンブスが負担する場合、利益の8分の1をコロンブスの取り分とする。

原住民の事などは一切触れていません。

スペイン、ポルトガルなどが大西洋を渡って北アメリカ大陸や南アメリカの島々へも進出植民地にします。

白人主義ですので、黒人、黄色人種の人々は奴隷扱いです。

・16世紀末 オランダ、スペイン、イギリスが 東インド会社を設立

映画のパイレーツオブカリビアンの時代です。

大航海時代と呼ばれています。

イランなどからジャワ島など支配し

お互いに衝突もしています。

彼らの目的は金など鉱山からとれる貴金属です。

自国の香辛料などと交換させます。

植民地ですので

・労働を強制させます。

・教育や人の移動を出来なくします。

・もちろん、武器等は与えませんし、戦い方なども教えません。

・道路などもそのままです。

文明を伝授する事は一切ありません。

 

同じ時代

ポルトガルから種子島へ鉄砲が伝来します。

日本が東アジアの国々と違ったのは

日本の刀鍛冶が鉄砲の国内生産に成功です。

織田信長はいち早く大量の鉄砲を入手し日本統一を目指しますが

明智光秀の裏切りの為、本能寺で亡くなります。

その時、いち早く京へ戻り仇討ちをしたのが豊臣秀吉

天下統一を果たした豊臣は栄華を誇りますが、秀吉の死後

後継者問題で大坂夏の陣、冬の陣で徳川に天下を奪われます。

 

この時、欧米の国々は、日本へ交易を迫ります。

1549年にはフランシスコザビエルがキリスト教の布教も始めます。

この時、家康がとった行動は

・鎖国

 長崎を開講、オランダのみと交易

・キリスト教弾圧

 隠れキリシタンを弾圧してキリスト教の布教を阻止します。

当時、日本には勇猛な武士、大量の鉄砲があります。

腰に刀をもった侍が町中にいるわけです。

他の東アジアの国々とは状況が全く違っていました。

武士道が完成します。

日本は欧米の侵略受ける事なく

200年の長きの江戸時代です。

 

当時の中国 清では、1840年

イギリスがインドで生産したアヘンを清で販売

アヘンの蔓延を止める為、全面禁止の処置をとると

アヘン戦争へ発展、清は大敗して

英国への多額の賠償金の支払と香港の割譲が定められた。

周囲の国々が欧米の植民地となり貧困で苦しむ中

 

日本だけは、各地に刀を差した武士がいて

キリスト教やアヘンの蔓延が起きることなく

大衆文化である大江戸文化が花開きました。

 

しかし

アメリカのペルーが黒船で開港をせまり

時代が変わります。