ヴィパッサナー瞑想体験 その7 | ほっこりとりーと 318798

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ロンドン在住ボディーワーカー/セラピストです。 
エサレン・マッサージ、クラニオセイクラルセラピー、リンパドレナージュ、フェイシャルリフレが専門。 
セラピーと気づき系を中心に綴ります。 

 

 

しつこい体験談をお読みいただいてありがとうございました!

これが最後、もうしばらくおつきあいくださいませ 爆  笑

 

 

ロンドンへ帰る長距離バスで、今回のコース・マネージャーをしていた人、

そして隣の施設で30日コースを終えた人と乗り合わせ、色々お話を聞くことができましが、

この機会がなかったら、どこかキャピキャピした感じで終わっていたと思います。 

 

 

ヴィパッサナーには3つの観察ステージ(身体→思考→感情)があると思っていたのですが、

それはマハリシ系だとコース・マネージャーが教えてくれ、

ヴィパッサーには「ゴエンカ系」と「マハリシ系」があると知りました。

「いつ思考へ移るんだろう?」と思って先生に質問したとき、

「それは違うメソッドだから、言われたことをやってなさい」と返されたのはそういうことか。

(胸のモヤモヤなどは感情の体感だったので、3つに分かれず同時進行していましたが)

 

 

 

どうやら違いは:

 

 

ゴエンカ系→10日間も30日間も、やることは一緒。 

先生はボランティアの一般人で毎回違い、当たり外れがあるとの噂。

(正直、今回は残念な先生でした)

 

 

マハリシ系→個人の成長レベルに合わせて3つのステージをこなしていく。

先生をしているのは僧侶で、個人指導に近い。

 

 

(*後日、この2つどころか他にも色々な系統があると知りました。)

 

 

30日間コースを終えたのはベルリン在住のMotoya Kondoさんというダンサーさんで、

イタリア人の奥様と「Motimaru Dance Company」を設立、

舞台やワークショップをされています。

奥様もヴィパッサナーをされるという、素敵なご夫婦。 

体感を通して表現し、心とからだに繋がる取り組みをするうえで、

ヴィパッサナーは役に立つとのこと。 

私も仕事がら、そのあたりは共感できることが多々ありました。

動画を拝見しましたが、生々しくも繊細なパフォーマンス・アートで、

表現を極めようとする真摯さが伝わってきます。

 

 

 

 

ヴィパッサナーがこんなに体感を扱うものだと知り、

まるでボディー・セラピーじゃん!と思っていたところだったので、

特にクラニオをやるにあたっては絶対に役に立つハズだ、

と太鼓判を押していただいたのは心強いです。

 

 

「腹を据える」「肝を冷やす」「断腸の思い」「胸が踊る」

….など、日本語には体感を使った感情表現がたくさんあるよね、と

日本人は昔からそこら辺に敏感で、心とからだの繋がりを知っていたし、

その点でも合っているんじゃないかという気づきも興味深かったです。 

 

 

30日間コースへの参加資格は、10日間を何回かやって(Motoyaさんは7回!)

ボランティア・スタッフとしてコースのお手伝いを終えた人に与えられるそうです。 

最後のほうはずーーーっと平和な状態が続いていたと思ったら、ものすごいのが出てきて、

それはもう四谷怪談のろくろっ首みたいな世界で、まだこんなの出るかと驚いたそうです。 

個人を越えたカルマが関わっているような、

そういう深いのが出てこられる状態になったんだろうとのこと。 

30日間、いつかやってみたい…….!

最後に、どれだけ瞑想しようが普段の生活のなかで人に親切にし、

愛をもって接することができなければ意味がない。 

なんだかんだ言って結局はそれが一番大事だと思う、とおっしゃっていました。 

「ダンマを生きるとはそういうことだ」というゴエンカさんのメッセージもそうだったなあ。

 

 

コースから戻ってじわじわと腑に落ちたのは、

良くも悪くも現実は全部(潜在意識の)思いどおりになっていること、

世界を投影で見ていること、 

自分が自分を愛さないことには始まらないこと。

あと不思議なのは、急に無性に赤い花を部屋に飾りたいとか、

赤い服を着たいとか、赤の波動を取り入れたくなったことです。

好きな色じゃなかったのにな〜。

もしかしたら第1チャクラに関係するのかな?

上のほうのチャクラに憧れるとか、

ノンデュアリティーでも空のほうに惹かれるという傾向があったけど

地に足をつける自覚が出てきたのかな?という印象がうっすら。。。

 

 

携帯をONにしたらバースデーメッセージの着信が次々に入ってきました。 

家へ帰ると友達から綺麗なカードも届いていて、

フラットメイトは素敵なサプライズ・プレゼントを用意してくれていました。

戻るのを待ってくれていたクライアントさんもいる。

誰もいないし、なんて思っちゃって反省。 そんなことないじゃんてへぺろ

「携帯もネットも使えないから、連絡取れなくても心配しないで」

と伝えておいた両親に電話すると、

「あー、無事に戻って良かった。 拉致されて監禁されてやしないか心配してた」

と言われちゃいました。

やっぱり日本ではまだまだカルト扱いされがちですね(笑)