こういう時に
こねーのかよ
笑頼みますよ~

ふはは
悪にぐるりと包囲されている私たちは、立ち上がることも顔をあげることもできず、そのせいで真理を見つめられなくなっています。一度悪の力に押さえ込まれたが最後、視線は欲望に釘付けにされてしまうのです。
そうやって囚われの身となったら、二度とほんとうの自分には戻れません。たとえ運よく脱出の手立てを見つけられたとしても、嵐が去った後もうねりつづける深海の水のように、結局のたうち回るばかりで、欲望から解き放たれることはないのです。
「人生の短さについて」 著:セネカ 訳:浦谷計子 PHP研究所発行
より