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 香港人の訪日観光客が急減している。日本政府観光局(JNTO)の統計によると、10月の訪日客は単月で年初来最低の3万400人(推計値)にとどまり、前年同月比23.7%減の下げ幅は旧正月の時期がずれたことで3割超減少した1月を除き今年最大。夏ごろから急速に進行した円高に加え、9月に起きた尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件が追い打ちを掛けた。先行きの見えない状況は続き、関連業界に大きな打撃を与えそうだ。

 米ドルペッグ制を採用している香港ドルは、5月以降円高が進行。10月の月間平均レートは1HKドル=10.6円で、4月と比べて1.5円高、前年同月と比べて1.1円高を記録した。

 香港で日本中心の海外ツアーを手掛ける旅行代理店は「円高で割高になるのにわざわざ行く人はいない」と語り、日本を避けて台湾に行くツアーが人気を集めているという。通常、訪日ツアー客は35人前後で1団体となるが、10月は1団体で十数人しか集まらないことが多く、「あり得ない状況だった」と振り返る。クリスマスや年末年始には例年チャーター機を北海道向け中心に飛ばしているが、今年の申し込み状況は「いまひとつ」と肩を落とす。

 北海道は香港人にも人気スポット。毎年冬になると、香港では見られない雪を観賞したり、豊富な海鮮料理に舌鼓を打ったりするリピーターも多いほか、ツアー旅行で慣れ親しんだ後は個人旅行でレンタカーを借り、道内をめぐる方法も流行している。旅行客が滞れば、こうした北海道の関連業界に与える影響も大きくなりそうだ。

 訪日客は9月までは前年同月比でプラスとなっていた。現に1~10月でみると、前年同期比19.6%増の43万8,500人と、2けた増を維持。通年でも前年を上回る可能性は高い。

 そうした中で、冷や水を浴びせ掛けたのが中国漁船衝突事件だ。日中両国の政治的関係は極度に冷え込み、市民の間にはデモ活動が相次いだ。両国間の険悪な雰囲気は香港にも波及。香港大学が実施した世論調査では、香港人の日本政府や日本人に対する印象が急激に悪化したことが数字となって現れるなど、円高だけでなく、心理的な影響が訪日旅行を控えさせた背景も見逃せない。

 JNTO香港事務所は「『国と国の関係が悪化している時に行かなくてもいい』という雰囲気はあるのではないか。特にツアー客の場合は集団になって目立ちやすくなるので、安全面に配慮した可能性もある」と話す。

 ■旧正月に期待

 ただ、10月はもともと旅行のオフシーズンとの位置付け。業界が最も気に掛けるのはクリスマスや年末年始、旧正月の書き入れ時の行方だ。先の旅行代理店は「年末年始までは厳しいが、香港には日本が好きな人が多いので、旧正月に円高が落ち着いてくれば、訪日客は戻ってくるだろう」と期待を込める。

 JNTO香港事務所も年末年始や旧正月に向けて、引き続きキャンペーンに注力する。「悪いときも良いときもあるのは仕方がない。プラスになるよう頑張っていくだけだ」と前向きに取り組む考えだ。

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