いつもお世話になっております。3年目スナイプスキッパーの稲葉さくらです。ただいま札幌では桜が満開です。3月に地元・東京で桜を見て、こちらでもまた桜を楽しめるとは、一年に二度も春が訪れたようで、少し得をした気分になります。
今回は「新歓を終えての感想」というテーマでブログを書かせていただきます。
ヨット部の新歓は4月をもって終了し、現時点では25名もの新入部員を迎え、目標を達成することができました。人数そのものも嬉しいですが、それ以上に、高い熱量を持った新入生たちが集まってくれたことを何より心強く感じています。
新歓が本格的に動き出したのは、昨年の11月でした。ドンパで新歓の目標を話し合い、満場一致で「ガチ25人」に決定しました。あのときのドンパミはとても白熱していて、全員が意見を持ち、本気で部の未来について議論していました。その光景を見て、温度の高いドンパの中にいられることを幸運に思ったのを覚えています。
冬のオフ期間には、ビラ担当としてデザインと発注を担いました。もともと何かを形にする作業は好きでしたが、ビラ制作は想像以上に面白く、個人的に趣味としてCanvaを触るほどでした。
↑作成したビラです。今年はマネージャー新歓にも注力するため、通常版に加えてマネ向けのビラも作成しました。
4月前半は、新歓と並行して28299のスタボ側バウの大穴を塞ぐという大整備にも取り組んでいました。平日はご飯会の後、終バスへ駆け込み祝津へ向かい、泊まりがけで整備をして、始発のバスで帰宅しそのまま授業へ向かう。そんな日々でした。早朝に合宿所を出て坂を下ると、朝日を受けた海が視界の先に広がります。その景色は、寝不足で半開きの目にはやけに眩しく、それでいて不思議と心が洗われるような気分にさせてくれました。
整備は自分の性分にあっているようで、確かな楽しさもありました。これほど重い整備は初めてで知識も乏しく、当初は完遂の像すら結べませんでした。しかし、4月初頭にビジョンが見えてからは一気に進み、そこから二週間程度で整備を終えることができました。できない、無理だ、と思えることでも、手探りで取り組んでいれば、急に道が現れることがあるんだなと思いました。
ヨット部の活動では、ときに一見無理だと思う問題に出会うことがあります。それを力で押し切ることもあれば、頭を使って突破することもありますが、どちらにせよ、自分がやるしかないと腹を括って、どうにかするしかないんだと思います。私にとって299の整備はまさにその筆頭でした。
少し話が逸れたので、新歓の話に戻ります。
整備を終えてからは新入生と関わる時間も増え、実際にヨットに乗せることもありました。新入生たちはみんな目を輝かせながら乗り込んできて、風が強くなくても大興奮。ハイクアウトしすぎて海に頭を突っ込んだり、前から波がきても全く避けずびしょ濡れになりながら笑っていたり、元気でこちらも楽しかったです。
1週目の試乗会では風が強く、一部の新入生しかヨットに乗せることができませんでした。2週目も土日を通して爆風で、日曜午後にようやくレスキューボートのみ出せましたが、それ以外は基本室内での活動となりました。順風満帆とは程遠い幕開けでしたが、新入生を楽しませることを諦めずに明るい雰囲気を保てたのは、2年目と4年目の献身的な協力のおかげだと思います。
3、4週目にはようやく天候にも恵まれ、しっかりとヨットに乗せることができたこともあって、スムーズに入部が決まり、25人を達成することができました。
振り返れば、新歓は3年目が主導して部全体を動かす初めての機会でした。ひとまず人数としてしっかり目標を達成できたことは素直に嬉しく、この経験は今年、そして来年への期待に繋がりました。ただし目標は単なる25人ではなく、「ガチ25人」です。この言葉には、モチベーションの高い部員を入れること、沢山集めて数人辞めるのを前提としないこと、新歓後も新人教育に全力を尽くすこと、といった意思が込められています。真の意味で「ガチ25人」を達成できたかはこれから問われますが、現時点で意欲的な新入部員が多く練習に参加している状況には手応えを感じています。今後は新人教育にも全力で取り組んでいきたいです。
新歓を終えた今、特に新歓リーダーを務めてくれた同期2人への感謝の気持ちが強いです。誰よりも新歓に対して献身的で、オフシーズンの間から構想を練り、準備を進めてくれました。4月に入ってからも常に新歓のことを考え、見える仕事以上に、表から見えない仕事がとても多かったはずです。また、レスキュー3艇のうち2艇がシーズン前点検に引っかかり、当初予定していた練習ができなくなったにも関わらず、2年目と4年目も高いモチベーションで尽力してくれました。部員全員が新歓に主体的に関わる空気があったからこその目標達成だと思います。
新歓は一区切りを迎え、ゴールデンウィークには東北戦が控えています。春期遠征で積み重ねた成果を発揮できるよう頑張ります。
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


