HOKKAIDO UNITED TOURIST

HOKKAIDO UNITED TOURISTは、工場・秘湯・廃墟を中心についつい狭い場所を目指してしまう北海道の裏観光ガイドです。マニアックだったり、それ以前に観光地じゃなかったりしますが、それでもこの北海道生まれ、そして住んできて僕が感じた魅力やアンダーグラウンドな場所のおもしろさを表現し、未体験の旅を触発していければ、なんて思ったりしてます (※ちなみに記事中の粗い写真はクリックするときれいに見れます)



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Amebaでブログを始めよう!

移転します

で、結局放置しっぱだったわけですが^ ^

それでまあ実際、このページも残しておきたいなあという気持ちが芽生えてきたので、新しくページを作ることにしました。今後更新はそっちでします。なるべく放置しないようにね。肝心の内容はというと、僕の本づくりの進捗状況みたいな感じになりますかね。もしかしてそんなことみなさん興味ありませんかね?でも今後もできましたら、暖かく見届けて頂ければ幸いです。




北海道未確認出版/vol.001 HOKKAIDO RPG
http://ameblo.jp/hokkaido-rpg/

ついに!!

8月1日、僕のブログをリニューアルします^ ^なんてどうでもよくなってしまうほど、でかい出来事が起こります。

つまりそれは僕が師と(勝手に)仰ぐ、あの元・愛知県漂流の編集長がついに本を出すのです。これはまさしく事件だ。愛知県漂流は本自体が事件でしたが、今度はどのような形で事件を巻き起こしてくれるのか!?実に今から楽しみであります。そんなわけで、僕もインターネット上の廃墟こと、このページからひっそりと応援させていただきます。

今回は『廃墟』の本とのこと。僕はもう廃墟のブーム的なものは終息に向っているような気がしています。しかし、だからこそ、この本に意味がある気がするのです。なぜならこの本は、ガイドブックとしての要素を大きく持ってるような印象を受けるからです。今まで廃墟の本といえば、写真や体験を中心とした主観的なものでした。それが今回廃墟が個人的な美意識から抜け出して、やっと客観的に書かれるのです。それはラーメン、温泉、心霊スポットなどのカテゴリーと並び、廃墟という価値観が一般化したことに他なりません。そして遂に8月1日、ブームが過ぎたことにより、過渡期へと突入する廃墟というジャンルの夜明けを象徴するガイドブックが誕生するわけだ。僕は間違いなくこの本は、ある種の転換期を創ると感じてます。しっかしさ、ガイドブックとはいえ、何事も只事では済ませなかった愛知県漂流の編集長が作る本である。実に、絶妙だ。




ニッポンの廃墟
http://www.indivision.cc/book.html

リニューアルします

いきなりですが、僕はですねものづくりは旅だと思うんです。いやいや、ホントいきなりきわどい発言で申し訳ないんですけど、実はですね。私ホリ、ついに本づくり始めようかと思いましてね。でもさ、本づくりってのは長いでしょう。まず物理的に膨大だし、それに伴って時間も膨大になるでしょう。するといろいろあるから、もう本づくりぐらいになると、ジャーニーなの。グレートジャーニーなのね。そこでだ、僕はその長い旅路、どう歩んでいくか考えたわけですわ。で、結果リニューアルです。

例えばさ、バイクで廃道を走っていたら、故障。まあたまにあるね。携帯とか意味ないしー、みたいなね。まあそうなると、トラベルは、トラブルにより突然ジャーニーに変身するわけ。もうこうなったら前しか見えんわな。前方だけ眺めバイクを押し歩いては、「オイオイ、まだあんなにあるよー」とか普通に思うわな。でもさ、もう一人で歩けない…と思った時、時代の風が強すぎて…とそう思った時、ふと振り向くんだよ。すると、「それでももうこんなに来たんだなー」と思って、癒されるわけ。また歩んでゆけるわけ!この長い旅路を!!つまりそういう意味です。本づくりというジャーニーの軌跡としての役割をこのページにもたし、僕がこの旅を続けていくためのページにするのです。でまあ、そんなこんなで、すったもんだやいのやいのありまして。で、結果リニューアルです。

別に単に放置しっぱなしなのもな、とかじゃないですよ^ ^

怪湯、現る /みそぎの湯




あの笑いあり、笑いありの大愛知には、僕の想像を遥かに絶するアンノーンが存在しました。

ホント、まじ限りなく怪しいよ。一見写真では何をする場所なのかさえ『???』のこの場所、でもれっきとした温泉であります。怪しい温泉あります。怪湯、現る。何もいつものつまらない冗談を言うためのネタではありませんよ^ ^ てかなんかさー、写真のこの開かれた扉はあたかも僕を異世界へ誘っているかのようでコワイし…。

しかし、だ!この温泉をわざわざ『珍湯』ではなく『怪湯』とまで言い放ったのは、これだけではないのですよ。何やらこの温泉は『神の湯』と称されているようで、まあどんな経緯があってのことなのかはすっかり忘れてちゃったけど、入口には不思議な物体を祭っているのです。そしてその物体はというと、ただの民家の中に鎮座していっらっしゃる、という明らかに異質な空間です。あえて言うなら民家風神社…、いや神社風の民家か。まあ、どっちでもいいけどね(笑)でもそんな説明できない建物の中に温泉があるというのは、非常に特異な温泉ではないでしょうか。いやーしかし、どうしてもこの凄さは言葉じゃ伝わりませんね。でも、その為に写真があるじゃないですか。しかし、だ!写真は撮ってないです。だって、何かよろしくないことが起きそうじゃないですか。触らぬ神になんとかってヤツです。

というわけで、そんな相変わらずヘタレな僕は、そんなオカルトティックゾーンはさっさと突破です。でも、中に入ったら入ったで、こう、上の写真ような異空間が姿を現すからね。素晴らしいですね。もう。





ここまでくるとさ。泉質がー、とかどうでも良くなってくるんだけど、まあ一応言うと、湯上り僕のすね毛が立っていたのでこれはいい湯です。いや、真面目にだよ。いつもすね毛が基準。すね毛クォリティ。まあ新鮮かつ掛け流しでお湯が使われてるしね。掛け流しの温泉自体少ない愛知県では、県内屈指の泉質と言えるではないでしょうか(適当)

そんな感じで案外まったりしてると、天井から透けた光が水面を照らし、キラキラ黄褐色に湯が煌き出しました。…こ、光臨!?まあ違うけど、いい温泉ですね。とても空気感が楽しめます。

で、結構いい気分になって帰ろっかな☆と外に出ると、な、な、なんと教団トップの方のお目見えです!!つか、オッサンだけどね。しかもそのオッサンがこれまた話し好きで、この温泉の経緯などいろいろ話してくれました。いやいや、うれしいなあー。ありがたいなあー。忘れたけどね。経緯とか。すいませんね、貴重な話なのに。てか正直、話長いんだわ。まあとてもフレンドリーないいおじさんでしたけど。

でもさ!僕は思うね。それが逆に怪しくねって。それって深読みかな?最初はチョキ!って感じかな?最初はグーと見せかけて、パーで来ると読んで、チョキ出して普通に負けちゃう感じかな?わかんない?いや、いんですけど。この温泉は常にギャップ感に彩られています。立地、建物、泉質、オッサン…全てが予想を反するのです。たとえ何か祀っていようと飛騨高山の奥地にあれば納得する。で、荘厳な神社でさ、厳格な神主とかいれば納得するよ。でもここは名古屋と木曽川の間という曖昧な場所にあり、民家にとってつけたような宗教的な建物にあり、で、オッサンだ。よくわからない。だから来訪者にとっては通常期待されるモノとは違うので、クローズアップされることもない。そして理解できない。だから怪しい。でも僕は簡単に理解でき、説明できるものほど安っぽいと思います。建設的な方がウソくさい気がします。よほど説明できないことのほうが自然な気がします。そしてその説明できないもの全てに能動的な個体性があり、結果変わってます。まあここは変わってて建物自体が安っぽくてウソくさいけどね(笑)でもこの違和感、それがこの温泉の深みであります。とても不思議な感じです。




そしてこの一帯の風景の空気も。





みそぎの湯

場所/愛知県愛西市大井町
交通/JR関西本線永和駅より徒歩20分
営業時間/7:00 - 21:30
料金/200円(入信すると1ヶ月100円で入れます。特典)
備考/となりの吉野家さんを尋ねるといいと思います

街の異空間へと誘う温泉 /神丘温泉

その温泉はあの別府にあった。別府といえば豊富な湧出量と泉質を誇り、日本の温泉シーンを語る上では最重要の街である。よって僕ら温泉狂いには聖地のような場所になっている。だけど僕にとって別府が特別な街なのはそういった温泉の素晴らしさだけでなく他にあります。

それは、別府という街が持つ独特の雰囲気です。やっぱり別府って、温泉の湧出量が豊富なせいなのかな、温泉が偉くない。気取らず自然体で温泉がある。あたかも私の街は服も売ってますし、肉も売ってますし、温泉も売ってます、とも言いたげだ。しかも一方で別府はすでに街として地域の中核都市であり、生活圏が成立する。よってそんな別府では温泉が生活の一部として組み込まれ、温泉が都市と階層を成し、そして複雑に入り組んで存在する。だからこの街には歓楽街の横に重厚な建築美を持った温泉があったり、団地の一角に唐突に温泉があったりするのかな。とても懐が深い温泉地です。こんな温泉地はそうなかなかないと思うよ。別府の街を歩いていると、旅行ではなく、旅をしている感覚を覚えます。でもそれは一般的に温泉というイメージに伴う情緒とは正反対の混沌という趣があるから。そしてそれゆえに深く深く潜り込めるから、そこに秘境性がある。そういう特異性、それが温泉都市BEPPUの魅力であります。

そして今回、そんなディープな別府の中でも究極にコッテリな神丘温泉を書こうと思います。多分ね、普通に行ってもなかなか見つけれないよ。えー!こんなとこー?ってとこにあるもん。で、突然住宅地にあるからね。なかなか見つけることはできませんが、出会いは突然です。で、びっくりしているのも束の間、またその店構えにびっくりします。何故ならそれは見るからに駄菓子屋だからです。確かに神丘温泉とは書いてある。でも駄菓子屋。だいたいにして僕にとってはもうすでに駄菓子屋の時点で異質なんです。しかしさらにそれに加えてこの廃墟みたいな(言っちゃった)建物。で、この駄菓子屋(廃墟)が温泉だと言うのだ。いやいや、また街角の異空間へ通じる場所を見つけちゃいましたなあ☆

やがて僕は恐る恐る店に入り、店主(ちょっと怖そうに)に話しかけました。どうやら間違いないようです。無愛想に代金を告げる店主に僕は、果敢にも別府スタンプラリーのハンコを押すよう要求した。まあ普通にハンコを押す店主。その店主に僕は代金を払い、狭い店内に入って行った。内部は細長い通路になっていて、棚があり何やらパンツとかが置いてある。どうやらここは脱衣所兼用スペースのようだ。やがて僕はその脇と突き当りには扉があることに気付いた。せっかくだから僕は一つ目の扉を選んだ。そしてそのドアノブに手をかける。僕はついに別世界へ行く扉を開けてしまうのか?
















な、なんなんだ、この表示板は…。

まず浴室に入ったらこの妙に威圧感の表示板に目を奪われます。すごいインパクト。すごい俺!って感じ。俺!筆!!って感じ。かなりの意志の強さを持った逸材です。しかも『原爆症』ってなんだろう。しかも『特効』だし。僕が無知なだけなんだろうけど、未知の単語がその表示板には鎮座していていらしゃる。いやーそれにしても、この表示板の聞いたことない内容と見たことないデザインの効果が、見事にこの空間の異質を表現している。暗いし。泉質は?知らないよ。熱かったんじゃないかな。





全体的にはだいたいこんな模様です。こんな状況じゃ温泉に入っている気、全然しないよ!そんな初っ端からダウン気味の僕ですが、次はいよいよ2つ目の扉です。てゆうかさっきはせっかくだから…とかすごい狭いとあるクソゲーのネタを使ってまずここに来て、せっかくだったフリをしましたが、すいません、嘘です、エアです。エアせっかくでした。いやね、店主にまずここに入るようにって言われただけです。でもさ!ということは、次はラスボスってことだよね、意味わかんない?






というわけで、ゲームっ子 in ラストダンジョンです。つーか、まじラストダンジョンって言っても過言じゃないんじゃないの?コレ。…うーんとね、まあざっくり言っちゃえば、廃墟。一番手前の浴槽とか使ってないし。こういうの夕張の廃墟で見たことあるもの。






で、これがラスボス。この浴槽の小さい感じとか逆に特別な感じするもんね。…てゆうかさ、ここの温泉の表示板ほんと怖すぎ、文字筆文字で赤文字とか、まじ怖すぎる。なんかすごい念とかこもってそう。なんか文字が僕のこと見てそうな気がするし。ああ、こっち?こっちがラスボス?アレか、あれー?ラスボス倒したーーー!とか思ったらアレか、最後に出てくる、ゼノギアスがよくやるアレか。あれ?もういい?ゲームの話。





…浴槽のアップ画像です。すごいですね、ここは。僕の写真じゃよくわかんないと思いますけど、ここの温泉は湯船の底からブクブクと温泉が湧いてるんですよ。さすがアレだけのことはある!で、ここは鉱泥泉と言われ、まあ泥湯なんだけど、その泥が辺り一面についてて正直、きれいです。白石鉱山みたいです。行ったことねえけど。まあブクブクしてるんっスよ。つまりそんなアレですよ、そしたらアレなだけあって、これって超アツイんじゃね?とか思って、でも僕がここに入んないとアレフガルドのみんながー…とか思って、僕は勇気を出して入ったさね。したら、まあ、気持ちいかったっす^ ^ さらさらの泥にクリーミーなお湯がとてもよかった。ちなみに隣の透明な浴槽は上がり湯です。のぞくと底まで見えてとても神聖な液体に思えました。まあ、これはエンディングみたいなものですね(ほんと引っ張るなー)





まあいろいろありましたが、最終的にはすごく気持ちのいい温泉でした。浴槽の脇にはすのこが敷いてあるんですけども、気持ちよくなってここに座ってぼーっとしてると、涼しい風が吹いてきて、なんか縁側、ウチにはねえけど、そういう系の場所にいるみたいです。和みます。いやいやいや、ハッピーエンドですな!多分そろそろ姫とか、死んだはずのティモシーとか、そういうのが現れるんでしょうね。





下界です。外の世界はすっかり日が斜めで、いまに合う時間。僕の時間は欠落し、違う世界に抜けた気がします。つかアレか?アレフガルドか?やったー、バラモン倒したー!とか思ったら、まだ終わりません^ ^ってか?もういいですか。話戻します。で、なんかいま気付いたんですけど、向いは『原爆センター』という医療施設なんですが、無知な僕には全くの非現実の建物があります。そんな光景に僕は不思議な空間だなあと思いながら、不謹慎だなあと思いながら、ボース・オブ・カナダを聴きながら、僕はぼんやりと神丘温泉をあとにしました。




神丘温泉

場所/大分県別府市小倉4-2
交通/JR日豊本線別府駅より亀の井バス竹の内経由鉄輪温泉行きで約20分、原爆センター停下車徒歩3分
営業時間/6:30 - 21:00
料金/250円(単純泉のみだと50円)
備考/単純泉は男女別だけど、鉱泥泉は混浴の貸切交代制、だったような…(あいかわらず適当ですみませんね)

人間の支配からの解放 /真谷地炭鉱





とりあえず前回に引き続き写真が白黒なのは、こう、何て言うんですか、ノスタルジィーな演出とか失われていくものへの感傷とかそういうのでなくて、ただ単に僕の撮った写真が失われただけです。取り置きが悪くて。それってノスタルジィーなのはお前の部屋じゃね?お前の部屋が廃墟なんじゃねえの?っていう話はアレですが、まあそれは部屋片付けて見付けたら後日アップするとして、今回は皆さん待ちに待った真谷地炭鉱ですよーーー!!(無茶ぶり)

ちなみに真谷地と待ちに待ったは案外似てませんでしたね(笑)まあ笑いじゃねえってな。すいません話戻します。この廃墟は僕が始めて行った廃墟なんですけども、初廃墟でここの日常と断絶した時間と空間に不思議な感覚を覚えると共に、廃墟がもつ違和感にとても強烈な衝撃を感じたことを今でも記憶しています。その後何回かここに行き、どうもここは落ち着く場所だなあと思うようになるのですが、そんな場所ほかにはありませんでした。だって廃墟って怖いじゃないですか。何が怖いって色々ありすぎてとキリがないですが、お化けとか、お化けとかお化けとかが怖いじゃないですか。だから僕にとって廃墟は、とってもじゃないけどマッタリなんてできるもんじゃない、だけどここは違うの。ここは自然ではありません。かといって人工でもなくなっていっています。自然でも人工でもない場所。自然は怖い。人間も怖い。そんな僕にはピッタリな場所です。

まあ最後の方は全然意味不明ですね。話を続けます。さっきから言ってた自然と人工との共立は、まあ実際多くの廃墟に概ね共通する特徴だとは思います。でもこの真谷地炭鉱が特徴的なのは、その共立が極めて正の要素に働き、自然と人工が調和していることです。あたかもそれは遺棄され人の介入が消失することで、奇しくも場所が自立し行う成長を楽しんでるかのようです。私感ではありますが、なにやら自然も人工でもないこの場所は、建築という名の有機的な存在にすら感じます。建物が生きてる。そしてここだけが僕を受け入れてくれる。やがて僕はこの場所と等記号で結ばれ、緩やかに僕は彼と同化していく。どうかしてるんじゃね、頭。




真谷地炭鉱

場所/夕張市真谷地
交通/JR日勝線夕張支線沼ノ沢駅より徒歩40分、くらいでしょうか
備考/遺構が残る選炭所付近より奥、沢を渡り崖を登るとさらにいろいろありますが、それも僕の写真が甦り次第更新しようと思いますので、乞うご期待!なんて。

その時の残像 /清水沢火力発電所




感傷に浸ることは干渉です。

今、思いついたギャグなんですけどね、ほら旅に出ると感傷に耽ることってあるじゃないですか。でもそれはその場所に対して勝手にその場所に感情を垂れ流すという侵食なんだということを表しています。うまいなー(別にウマくない)

まあー、どうでもいいですね。なんかつまらないトークで話は逸れましたが、清水沢発電所です。過去、北海道有数の発電所と謳われたこともあったこの巨大建築物だか、もう近いうち無くなってしまうらしく、取り壊し作業も進行中とのこと。いやいや、なんかもったいっスね。でもまあそういうのはよそ者のうわごとなかもしれません。例えばダムに沈む町に住む人はダム建設に反対しているとは限りないのかもしれせん。つまり僕が思うように過去の建築物(つまりもう使うことのない遺棄物)に価値を見い出そうとか、町がダムに沈んで故郷がなくなってしまってかわいそうとか、そういうのは実際そこにいる住人にとっては現実からかけ離れた干渉なんですよね、多分。でもまあ当たり前。僕は観光客だもん。

まもなくこの発電所はかつて活躍したことを讃えられることもなく、何かの用地になるらしいです。「もったいなくね」とか、そういうのはすごい狭いところからの発想だからまあいいけど、用地になりますって、用地にできそうな所なら他にもいっぱいありそうな気がするけど。ある時代を担って来た建築の跡には、どうも釣り合わない気がするよ。なんか附に落ちない。またこの附に落ちない釣り合わなさがまた僕の「もったいなくね」を増幅させるんですが、これもまた無知な余所者の勝手でしょうか。

観光が重要な位置を占める北海道に於いてはなおさら、その場所は住人のものであり、そして観光客(つまりよそ者)のものでもあるんじゃないっスかね。これからの観光は何か唐突に関係性を無視したものを造ることではないと思います。在るもの活かしていって欲しいですね、僕は。




清水沢火力発電所

場所/夕張市清水沢清湖町
交通/JR日勝線夕張支線清水沢駅より徒歩20分
備考/たぶんもうほとんど残ってないです

驚愕の秘境空港 /オホーツク紋別空港




オホーツクは驚きに満ち溢れている。

そして今回はその最たるものして名高いオホーツク紋別空港について書いて行こうと思います。噂には兼ねて聞いておりましたが、某紋別情報筋の話しによると、乗客が一人いない日がある。滑走路に熊が出て便が欠航になった。どうやら政府の秘密基地のようだ…などなど、驚愕の真実に迫るに至った!・・・なんて。嘘ですけども。すいませんね、またいつも嘘つきでした。ま、分かるべ。ま、言わなくても分かるべな。政府とかさ区役所に行って「年金、せめて半額になりませんかね?」なんて相談している僕には知る由もないし、熊?熊はさすがに出ないだろう。みなさん熊が出たら死んだふりをして下さいね。嘘です。すいません。そして乗客ゼロ、これはどうやらホントらしいです。まあそんな日だってありますよね…。

…まあ紋別空港なんてそんな感じっすわ。ちょっと盛り上げてみようかなとか思って、オホーツクは驚きがーとか、冒頭仰々しく書き出したりしてみましたが、無理、むしろ地味、ただの利用客の少ない地方空港です。あー、こんなんじゃ盛り上がないよ。ここまで盛り下がっちゃったら、僕がこの閑散とした感じがまたオホーツクの最果て感を際立たせていいですよネ!とかフォローしても、よかったですネ!晴れた摩周湖見ると婚期3年遅れちゃいますから!!とか言ったとしてもすでに手遅れ。もうお客様は納得してくんないよ。つか俺が納得しねー。どうすんだよあと3時間。マジひでぇ空港ですよ。東京便を出迎えに行くバスが飛行機到着3時間前にしかないってどういうことだよ。しょうがないよね、東京便1日1本だもんね。もうやんなっちゃう。僕は間違ってたよ。ここはただの利用客の少ない空港なんてもんじゃない、ここは秘境だよ。この日本に残された最後の秘境だよ、もう!

まあね、やけになってもしょうがないし、僕はこの3時間を有効に使うべく、なんと仕事をするという気が遠くなるような壮大な計画を企ててしまったよ。頭いいなー。なんだそうだよ仕事すればいいじゃんかー(得意げ)…でもまあせっかく来たことだし、且つもう来ることも多分当分ないだろうしってなわけでちょっと散策でもしてみることにしたわけなんですが、したらですよ!僕の想像を遥かに絶する驚愕の真実が姿を現したんです!





まずこれね。空港に入ってすぐ目につくのがこれ、搭乗口。1Fに搭乗口とかありえねぇー。普通は2Fだろ。1Fが到着口で普通は2Fだろ。でもこの空港、秘境だから搭乗口も到着口も1Fにある。駅か?それでも一応腐っても(言っちゃった)空港なので一応2F建て。が、利用者に関係する施設は展望デッキのみ。ギリ。ギリ2階建て。でもね、こんなの序章にすぎなかったよ。秘境ぐらいになるとこんなもんじゃなかった。それはこれだ!





時刻表が固定式。

ほら、空港といえば『パタパタパタ』とか言いながら、時刻とか便とか変わる時刻表じゃない。最近じゃモニターになっててデジタルに膨大な便数を表示してるじゃない。でも紋別は固定式。必要ないもの。1日2便だから。なんか遅れとか出てたら、マグネット変えてんの。『定刻』はがして『遅れ』貼ってんの。アナログ。文明の利器は必要ねえもん。秘境は悲況だな!





ホント、秘境は悲況だな!(2回目)まあ、これが言いたかっただけなんですけどね。まあそんな感じでおもしろおかしく紋別空港の写真撮ってたんですが、そんな空港で写真撮ったりしている僕自身がおもしろおかしいっていう真実は内緒です。僕、笑わせるより笑われるタイプです。まあいんですが、上の写真は紋別空港の入口なんですけどね、植え込みの草が3色になっていて、なんかちょっと凝ってるみたいです。ちょっと考えているみたいです、紋別空港も。僕はそんなちょっとした発見にささやかな感動を覚え、おもしろくなって来たので、写真を撮りに空港の外まで遠征することにしました、旅行用のキャスター付きのカバンを引きずりながら(僕、笑われるタイプです)





どうよ、この最果て感。空港から徒歩3分圏内でこれってやばいと思うんだけど。空港ってもっとシティなものだと思うんだけどね(偏見です)





うーん、最果て…。この謎の看板がまた荒涼とした雰囲気を強調してますね。謎の、謎の看板。まじ謎の看板ですって。さすがの僕も仕事中には行っちゃいけないところに行きませんよー。とかそういう感じで最果て海岸を散策してたのですが、その先には現実とは思えない鮮烈な光景が!





これが、グランドキャニオンだぁーーー!!!(アホ)

…とか僕は思ったんですけどー、どうっすかね。どうすかねってゆうか、文字でっかくすんなってな。また何気にむりやり盛り上げようとしましたが、まあそりゃめっちゃこじんまりしてますけど、案外グランドキャニオンしてますよ。てゆうかとか思ったらテンション上がるじゃないですか!むりやり…!!





さらにぽつぽつ歩いていると、なにやら奇怪な地層の変色痕を発見!匂う!匂うぞーーぉ!!こ、これはもしかして…温泉!(そこ?)





まあ違います。粘土質の地層から水が沁み出していただけでした。温泉ちゃいますやん。それ先生、温泉ちゃいますやん。てゆうか秘湯なんてそんな簡単には見つかりまへん。秘湯は一日にしてならずだへん。むしろボクが変^ ^?(ここ、大爆笑で^ ^)





海辺の写真です。まあ今まで紋別についておもしろおかしくイジってましたが、なんだかんだ旅情浸れるいい場所でした。ぼーっと座っているとなんかいい気分です。前述した通りここ粘土質なので、すごい服とか汚くなるんですが、かまへん、ボク変(2回目)なのでそういうの気にならないです。さてそれそろ空港戻って壮大な計画を(仕事を)しますか!でもここにいると時間を忘れて…てゆうか本当に時間を忘れていました!残り時間30分しかありませんでした!そ、壮大な計画が…!…えっ?てかこのままバス乗るの?して、添乗するの?笑えない。とりあえず服、拭かないと。服、拭く時間が、服、拭く、服、拭く時間が…まあもうこの期に及んでつまらない冗談はいいです、どうしよう、このままじゃ僕がおもしろおかしくなっちゃうって!


※てゆうかこの僕の紋別での行動は一部始終にわたり乗務員さんに見られていたので、4日間見事におもしろおかしくイジられました。終わり(僕の人生ごと)




オホーツク紋別空港

場所/紋別市小向
交通/紋別バスターミナルよりバスで約15分
料金/もちろん、展望デッキすら無料
備考/とても空港とは思えないフレンドリーな空港です。泥だらけでテンパっていた僕を発見し、僕の服を拭いてくれる親切なおばちゃんがいます。感謝。今度あそこでおにぎり買お(たぶん、しばらく行かないだろうけど)

LINK

IQ3の僕にもやっとブックマークの仕方わかりました!そんなわけでブックマークです。




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東海秘密倶楽部

愛知県漂流の頃から僕の羨望であり、憧憬であり、つまり短くすると目標です、っていう存在。始めてみたときは内容もさることながら、本はここまでも絶対的に作れるのかという衝撃的な感動を覚え、そして忘れ得ぬあの日僕は、最大公約数で相対的に造られた何もが平均的な本と決別し、「出版は商売じゃないんだーーー!!!」と叫びました、中空を眺めながらね、IQ3だもの。ちなみに初めて通販で漂流を買ったとき、僕3だから、お金振り込むの忘れてて、それでも愛知県漂流は我が家にやってきました。やっぱり出版は商売じゃないんでしょうか?あ、お金はちゃんと振り込みましたよ、人間だもの。

http://indivision.cc/tokaihimitsuclub/




テーマパーク4096

とにかく面白いです。すごい狭いところを攻めてるのに、誰でも楽しめるというハイブリットでカッティングエッジなテキストはまさに鮭児。苦しい例えですが、コラムの切り口や半そでなどの企画力に完膚なきまでに笑わされ、そして僕らが珍スポ好きはなんがなんでも公園ネタですわ。特に宝来公園、漫湖公園はふ、腹痛がーーーー!!!って感じです、どんな感じだよ。

http://homepage2.nifty.com/tp4096/




Kiddofspeed

エロい!はっきり言ってエロい!旅はものすごくはっきり言ってエロい!…ちょっとご理解しかねる意見での紹介となりましたが、このサイトの写真を見ていると、旅することで恍惚をも感じる瞬間もある、そう強く確信に至ります。それは廃墟の写真がとかでなく、全体の、危険地域の深部に歩んでいく旅自体、想像するだけでさえ、とても快感を伴うものであるように思えます。またコレ、テキストが英語なのがいいのね。想像させます。外国語は究極の活字であります。まあ日本語版もありますので、2回目は意味に注目しながら読むのもいいのではないでしょうか。でも自分!まずは感じてもらいたいっス!!(普通でいいと思います)

http://www.kiddofspeed.com/




野生の旅

温泉ってたぶん修行なんだね☆そう勘違いとか洗脳とかそういうのをさせてくれるありがたいサイトです。ここの管理人さんは坊さんとかそういうのなんじゃないでしょうか?温泉の奥深さに目覚めさせてくれ、未知の扉を開くサイトです。

http://www.nihonkai.com/jun1969/




HEYANEKOのページ

写真に凄く空気感がありました。しばらく廃墟の写真とか撮るのいいかな、って思って時期があったんですけど、このサイトの写真を見て廃墟の感じ方もいろいろあるなあと思いました。深いですね、廃墟。写真は風景ではなく光景をとるものだったんですね。そう考えると廃墟写真も広いです。とにかくこの方の写真を見ていると旅を疑似体験している感覚を覚えるから不思議です。

http://www.din.or.jp/~heyaneko/




kawa/yoo

デンパで違和感を映し出したこの世界は、まさに僕が旅したい世界です。イラストサイト。

http://www.interq.or.jp/asia/kwawyoo/




ワカバ

一言で言うと『風』です。一言で言わなくてもいんですが、なんて言うんでしょうか、とにかく異様に雰囲気と空気感のあるイラストサイト。

http://www.airily.org/




electronic picnic by bicycle

違和感という夢幻を、旅する。そう言い放ち、イラストとポエムを鎮座させる大火傷必死のワンダーゾーン。

http://ameblo.jp/epb2/





かメ人間

テキストサイト。とある出来事について脱線させて、脱線させて、脱線させて、平行世界に着地させる表現は芸術です。鮮烈な印象を残す全くの新しい文章構築は、うーん例えるならミニマルテクノかな。で、ちょっとアシッドなヤツね!みたいな気持ち悪い例えで言いたいことを全くの無に返してしまう文章力の持ち主の僕も、実は昔テキストサイトやってました^ ^

http://www.geocities.jp/kamekurabakufu/




piyoco festival

人類滅亡を目論むTADさんのサイト。なんてふざけてると本当にハブにされそうなのでマジメに言うけどセンパイ、そのセンパイの文章力と分析力を僕と先生にあれば、僕たちはいい本が作れそうなんですがねえ。

http://piyoco-festival.cocolog-nifty.com/blog/

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てか、でも、なんでアドレス青い字になんないのー!?しょうがないか、僕、IQ3だもの。

なをと。

最果てに佇む湯小屋 /フン×山海浜温泉




とある港町。北を目指し、日本の最果てまで来た旅人は、この湯小屋を見つけた時この北の大地にはこんなものまであるのかと歓喜し、その旅を耽るだろう。最果てとは『ここまで来た』という感傷に他ならない。そして旅はそういった日常感じ得ない感情を探す行為、そう僕は思う。





冬に行った時の写真です。この小高い崖に沿った道をしばらく行くと湯小屋はあります。この道の入口はちょっと分かりづらいです。場所的にはとある温泉街のある街の駅裏にあたります。もうこれ以上場所については語らないでおこうと思います。探して見つけ出して行ってもらいたいです。見つけ出して行ってこそ、この温泉はさらに心動かされるものになると思います。てゆうか入口の看板に『立・入・禁・止☆』というオシャレな四文字熟語が羅列してあったからなんですけどね。でもまあそれはそれで多分ラクガキとかそんな感じだと思います、思うでしょう?





まあそういうわけでアレなんで、一応ここの名称も一部伏せ字にします。とはいえ駅構内の観光案内には『海浜温泉』と広く紹介されていたりします。何その不一致?これって×Rと×別市の確執?…ってそんな想像は結構どうでもいんですが、それにしてもこの荒涼とした風景がなんともいいですね。秋もいいですが、冬もまた最果て感を増幅させてくれるのでいいです。残念ながら僕はこの日本の最果てに住んでしまっているので、事実上『ここまで来て』はいないし、むしろ南に行ってるので果てに向かっているわけではないのですが、それでもここにいると『ここまで来て』、果てに来た気になるので不思議です。





波の音だけが響きます。荒涼とした場所で、海はすぐそこ崖っぷちにある湯小屋。その湯小屋は今にも壊れそうな作り。でもそこには素晴らしい湯が注いでいるという、これはある意味完璧な光景だと僕は思います。湯舟に浸かってると、その光景に同化して行って、気持ちが白くなっていきます。





しばらくして外に出ると、場所は吹雪いていました。本当に違う世界に行ってしまいそうな風景です。急いで帰路につきました。てゆうかすごい寒かったです(素)





温泉から帰る道。それにふさわしい純化した道の風景。



フン×山海浜温泉

場所/×別市×別港町(×別漁港線沿い)
交通/JR××本線×別駅より徒歩10分
営業時間/24時間
料金/無料
備考/混浴