　偉大なる天の父なる神さま、あなたのとうといお名前をあがめて、心より讃美致します。

　きょうで、Ray Charles(Robinson, Ray Charles, Senior; 1930～2004　以下、Ray)があなたのみもとに帰ってから20年の節目となります。この報(シラセ)に接して初めて僕にとってはRayを知ろうとするきっかけとなったのが悔しさの極みですが、Rayは本当に様々なミュージシャン達に大きな影響を与えてきました。幼い頃にRayは眼(メ)に病気を患い6歳若しくは7歳で眼の自由を失ってしまい、このことを含めて実に波乱万丈の地上の人生だった印象を受けますが、仮令(タトエ)眼が不自由でも人の心を惹き付けることに長けているというのはあなたがこのようなハンディーを通してでもRayに示そうとなさる事柄があるからにほかなりません。Rayは15歳でプロフェッショナルのミュージシャンへの道に進みましたが、そのきっかけは最愛のお母さまの召天だったといいますので悲しみの中でプロフェッショナルの道に進むこととなった事柄はRayにとって「心外」だった部分があるかも知れません。更に、外見から分からないハンディーを抱えながら限りある地上の命を歩む者として、この僕にとってもRayを通してあなたが示そうとされる事柄を幾つも感じます。

　また、Rayのドキュメンタリー映画が作られ、Ray自身もこの完成を楽しみにしたとの旨を伺っておりますが、2004年に73歳で召され結果として見られなかったのでRayにとっても悔しかったろうと思います。この公開前に召される結果もRayにとって心外だったかもしれません。今の73歳は「まだまだ若い」と巷(チマタ)に於いては言われる年齢かも知れません。Ray自身「この地上の命をまだまだ生きていたい」という思いだったでしょうけれども、あなたが「このとき」と決めておられたならばそれは決して無意義ではありません。

　どうぞ、まずはRayがあなたのみもとで安らぐことのできますようお願いします。また、ご遺族やRayと交流のある業界人の方々に、あなたにある慰めと憐れみとを示して頂きますようお願いします。また、全世界のRayのサポーターの方々にあなたにある慰めと憐れみとを示して頂きますようお願いします。そして、Rayがこれまでに遺してくれた音楽がこれからも広く愛され、あわよくば若い方々にもRayを知ろうとするきっかけを与えて下さいますようお願いします。そして、Rayが遺してくれた音楽がこれからも広く歌い・演奏され継がれていくことのできますようお願いします。最後に、このお祈りがあなたとイエスさまとにしっかりとすがり・信頼し、真実にすべてをお任せし、仮令どのような状況に置かれても真実なる感謝をもって、誰よりもRay及びRayとつながりのあるすべての方々、そしてサポーターの方々の為の「執り成しのお祈り」として真実にお捧げする為のお祈りとなることのできますよう、噫(アア)神さまどうぞよろしくお願いします。

　あなたにすべてを期待し委ねて、愛するイエスさまのおなまえによって、Rayの召天から20年を迎えるにあたってお祈りをします。

アーメン

きょうで20年