自己分析との出会い
大学2年生の春、私は某○○ナビ主催の就活イベントに参加しました。
人生で初めての就活イベント。
セミナー会場に集まった約50人の学生の前で、担当者さんが就活の進め方を教えてくださいました。
そこで言われたのは。。。
「自分史を書きましょう!」
「モチベーショングラフを作りましょう!」
「自己分析が大事です!」
私には自己分析が何なのか意味が分かりませんでした。
自分なりにやっても、何のためにやってるのか分かりませんでした。
そして私は約200社受け、頂けた内定は1社でした。
惨敗した理由は自己分析不足でした。
それは、社会人になってから分かりました。
見栄を張り、かっこつけてた学生時代
面接ではいつもかっこばかりつけていました。
聞かれた質問にも、綺麗ごとしかいいませんでした。
なりたい自分を演じていました。
話は盛るし。
教科書に書いてあるような答えしか言えませんでした。
自分は周りよりすごい。こんなに頑張った。
面接に落ちたら、あの面接官は最低だとまで思っていました。
実に馬鹿野郎です。
うまくいかなかったことは、正直に言えばいい。
自分はダメなんだって言ったっていい。
理由をしっかり言えれば相手だって分かってくれる。
理由を言えるようになるには、自己分析が必要でした。
自分の言動の中の本当の理由を面接官に伝える必要があったんです。
たかが大学生です。
ほとんどの学生は面接官にとっては赤ちゃんなんです。
それでいいんです。
新卒で入社した会社の上司にいつも言われてました。
「お前はかっこつけすぎ。」
「ダメでいいんだよ!」
その通りです。
面接官に、本当の自分の姿が伝われば。
一緒に働きたいと思ってもらえたらラッキーです。
それでいいんです。
落ちたら、縁がなかったというだけです。
いつまでも理想の学生を演じていては、面接官に自分の事を分かってもらえません。
ダメでもいい。
私は新卒で入社した会社を辞めました。
転職活動では、自分のダメさを正直に面接官に伝えることが出来た会社から内定を頂けました。
自分のダメさを言いやすい空気を作ってくださった面接官だったからこそでもあります。
実はその会社は、新卒で落ちた会社です。
新卒では落ちた会社に入社できたんです。
当時は一次面接で撃沈しました。
中途で憧れの会社に勤めることが出来て嬉しく思います。
始まったばかりなので不安ばかりですが、一緒にがんばりましょう!
私もまた新入社員です!
ゼロからやり直しです!