火災保険のホームページって
最近この火災保険比較&ランキングのブログを書くにあたり、いろいろな会社のHPを見るようになりました。
でも、なかなかほしい情報が手に入らないというのが、正直な感想です。
なぜなのでしょうか。
これまで、火災保険は、住宅の購入契約をした際に、不動産会社に勧められて入ったり、銀行などでのローン契約の際に、あわせてはいるといったことが多かったからだと思います。
そういった状況でしたので、お客様も損保会社のHPを見て、加入を決めるといったことにはならなかったのだと思います。
しかし、近年では、自動車保険の通信販売による加入が一般的となりつつあり、加入者が自分で保険を選ぶ時代になってきています。
今後は、火災保険においても比較検討して入るという、自動車保険と同様のことが起こるのではないでしょうか。
以前も書きましたが、火災保険の加入においてはまだまだ、保険屋さんの言いなりになって入っている人が多いと思います。
しかし、リスクを理解でき、火災保険という商品を比較検討する材料がそろえば、大幅に節約できるのが火災保険です。
ご自身というかご自宅・ご家庭のリスクをきちんと判断し、無駄な火災保険に入ることは避けましょう。
そして、そんな自分で保険を選んでいく消費者のためにも、わかりやすくきちんと情報を伝えるHP作りが各損保会社には求められていると思います。
ちょっと面白い火災保険の割引
いくつか面白い割引を見つけましたのでご紹介します。
まず1つ目は、
AIUの火災保険ノンスモーカー割引、タバコを吸わないご家庭には良いかもしれません。
(AIG系の会社はこの類の割引が好きみたいです。
グループ会社にアリコという生保がありますが、こちらでも死亡保険に入るときにノンスモーカー割引があります。)
ただ、ノンスモーカー割引と入ってもどうやって証明するのでしょうか。
唾液で喫煙状況を検査するコチニン検査というのがありますが、これは医者に行かないとできません。
かといってタバコをすっていないと言い張るだけでは入れないでしょうし。
加入するのはちょっと面倒かも。
さて、2番目は
セコム損保のHS(ホームセキュリティ割引)です。
セコムらしい割引ですね。
家を作るときには、セコムのホームセキュリティと火災保険に一緒に入れってことですね。
なかなかうまい商売してます。
ということで今日は2つご紹介しました。
探してみるといろんな割引があります。
いろいろ調べてみると節約できますよ。
火災保険の節約術!!マンション編
今日は、火災保険のどこに注意すればうまく保険料を節約で知るのか。
マンションの場合に焦点を当てて、書いていきたいと思います。
では、補償内容ごとに取捨選択してみましょう。
① 火災、爆発、落雷、破裂
これは必ず必要。火災で補償されなかったら意味ないですし。
また、ガス爆発なんてことがあるかもしれないので。
② 風災、ひょう災、雪
私はマンションにかれこれ15年くらい住んでいますが、強風でガラスが割れたりなんてことはありません。超高層階に住んでいる方は別かもしれませんが、通常は必要ないと思われます。
③ 落下、飛来、衝突
マンションの1Fなら、車が突っ込んでくることはあるかもしれませんが、2F以上なら飛行機が突っ込んでくるくらいでしょうか。
④ 騒じょう、破壊
マンションが破壊されたという話もあまり聞きませんが、Jリーグの某レッ○ファンが暴徒化した場合などは、1Fは危ないかも。でも普通は必要ないと思います。
⑤ 水災
マンションの2F以上が水害にあうことはまずないでしょう。
1Fは別です。丘の上にでもあるマンションなら要らないかもしれませんが。
⑥ 水漏れ
水道管の破裂などの可能性はあるのでマンションでも入っておいたほうが良いです。
⑦ 盗難
家財保険で補償しましょう。
⑧ 地震
これは入っておいたほうが良いです。
マンションガ倒壊した場合、建て直しなどでもめることも多いです。
いつまでたっても結論が出なかったりします。そんなときは、倒壊したマンションを
あきらめ新しくマンションを買うことも考えられます。そんなときの軍資金に。また
は、旧マンションのローン完済にあてるなどの使い方があると思います。
このような感じでしょうか。
油断していると、①から⑧までフル装備の保険になってしまいます。
そうすると保険料は数十万円になることも。
でも、上記を参考にしていただければ、10万円以内になる場合もあります。
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あるサイトでの試算結果(あくまで概算です)を掲載します。
極端な例になりますが参考にしてください。
【東京】【保険金2000万】【保険期間30年】《地震保険はつけていません》
①~⑦をつけた場合…156,000円
①のみの場合…80,000円
倍くらいの差があります。
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是非ご自宅の環境をよく確認し、うまく保険に加入してください。
ご参考になれば幸いです。