先週の日曜、フェイスブックに新たなポスターの画像がアップされてるのを見て、完全に獅士丸さんの出演がないのを確認(コワいことに花火打ち上げはしれっと20:00~)。

ここまでの経緯から来年以降も富士吉田に来ることはありえなさそう。

 

タイミングわるく足をケガして観に行けなかった一昨年の神パフォーマンス。

まあ獅士丸さんのライブはいずれ大阪方面に観に行くまでお預けということで。

 

翌々日、仕事から帰宅してふと目についた本棚の

実業之日本社のガイドブック。

2007年4月発行。

そもそも旅するのは東北方面ばかりなので会津、米沢、仙台、盛岡、青森、弘前と使った形跡があるが、写真のフォルダと照らし合わせると会津に行くために買ったらしい。

 

弘前の項に「津軽三味線を聞きながら郷土料理を味わえる店」として民謡居酒屋の特集があり、これを読んで山唄に行ったのが2007年8月。

また行きたいと思ったものの弘前で宿が取れず、青森泊りになった2008年5月。

駅近くの民謡居酒屋をいくつかのぞいてみても敷居高そうだったり予約のみだったりで入れず。

凹んで歩く宿への帰り道、ストリートの準備をしていたのが獅士丸さんだった。

普通に通り過ぎていく人を見て「えーっ聴いてかないの。すごくない?」と思った圧巻のパフォーマンス。

 

久しぶりに開いた「津軽三味線を聞きながら郷土料理を味わえる店」青森編の見開き

今ならわかる、なんと山上進さん!

しかも一番大きい写真。

実はこの「ねぶたの國 たか久」、ほかの旅行ガイドに載ってなかった(気がする)のと駅から遠くて当時まったく気にしていなかった。

 

これ山上さんだよな~と記事を読むと

「演奏者は、伊奈かっぺい氏とジョイントライブで活躍する山上進氏」と並んで獅士丸さんの名が!!

 

ライターさんが取材して書いたものか店から提供した情報で東京で書かれたものか知りようがないがどっちにしてもこのセンス、いい!

攻めてる。

 

このガイドブックを見て青森の街をさまよい、獅士丸さんのストリートパフォーマンスを観られた偶然。

10年以上部屋にあるガイドブックに、獅士丸さんから教えてもらって以来気になっている山上さん、初めて観たときから10年経つ獅士丸さん二人の名前があるのを今まで知らなかった偶然。

 

青森行くか!と計画しかけたがお店のインスタ見ると

https://www.instagram.com/takakyu_nebutanoyuki/

もう山上さんはレギュラー出演されていないそうで残念。

電線から来てる電気を使うみんなで負担 2016年10月21日

から一転

あまりに正論(追記) 2016年10月23日

からもう一転。

 

本当に望んでいるのは経産省なのか東電なのかわからないが、福島第1の賠償+廃炉コストも「すべての電気利用者」へ。

結局、東京新聞 2016年10月20日の記事が議論の始点となった。

 

福島第1の廃炉費も新電力負担へ 送電使用料に上乗せ検討、経産省

http://www.kahoku.co.jp/naigainews/201611/2016111001001725.html

河北新報(共同) 2016年11月10日木曜日

… 経済産業省が東京電力福島第1原発の事故処理に関し、賠償費用に加え、廃炉費用の一部も電力自由化で新規参入した新電力にも負担させる方向で調整に入ったことが10日、分かった。廃炉や汚染水対策で導入した設備の費用を送電網の使用料金に上乗せする。
福島事故の賠償費用は既に新電力に負担を求める意向を示していた。電気料金への転嫁で国民の負担拡大につながる可能性がある経産省の方針には、反発も出そうだ。11日の有識者会合で提示する。
第1原発の廃炉費用はこれまでに、東電が送配電事業で利益を拡大した場合も値下げを抑制して確保するとともに、積立制度を設ける方針を示している。…

 

消費者の原発費用負担拡大へ 福島廃炉や賠償を料金転嫁

http://www.daily-tohoku.co.jp/kiji/2016111101001786.html

デーリー東北 2016/11/11 18:15

… 経済産業省は11日、有識者らによる「電力システム改革貫徹のための政策小委員会」を開き、電力自由化の下での原発維持策や東京電力福島第1原発事故の支援策の概要を示した。自由化で新規参入した新電力に賠償だけでなく、廃炉費用の負担を新たに求めるなどとしており、料金への転嫁に伴う消費者の負担拡大につながる見通しだ。経産省は今後、具体的な制度設計を急ぐが、反発も強まりそうだ。

 新電力が送配電網の使用料として大手電力に支払う「託送料金」に、賠償や廃炉費用の一部を上乗せすることを軸にしており、結果的に広く消費者が負担する形となる。…

 

<追記>

福島第一廃炉費の捻出策 東電、他社連携を模索

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201611/CK2016111502000270.html

東京新聞 2016年11月15日 夕刊

… 経済産業省は十五日、財界人らでつくる「東京電力改革・1F(福島第一原発)問題委員会(東電委員会)」の三回目の会合を開いた。東電側は、福島第一原発の廃炉に必要な年間数千億円を捻出する策として、他社との提携や事業ごとの統合など経営再建策を説明した。

 東電の広瀬直己(なおみ)社長は会合後、報道陣に「再編や提携、連携を中心に、どのような取り組みが考えられるかということを中心に話した」と語った。

 原子力部門は、防災などの面でほかの大手電力会社と連携を強化。信頼を回復して柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働につなげる方針を示した。しかし、新潟県の米山隆一知事は慎重な姿勢を崩しておらず、めどは立っていない。このため出席者からは「他社と共同で再稼働を目指し、状況の打開を目指すべきだ」といった意見もあった。

 このほか、火力発電の事業は、中部電力と共同設立した「JERA(ジェラ)」の収益を高め、東電に還元する利益を増やす。再生可能エネルギーや小売り、送配電の各事業でも他社との連携や提携を模索するという。

 委員会は東電や提携先の内部情報を含むとして非公開で行われた。…

ゆるキャラは、公が無理矢理詰め込んでつくるイタさをちょっと哀しみを込めて笑いにしていたものが変質して全国に拡散した。

これに似たような、歪みを感じる記事。

 

映画やアニメーション作品のヒットにより、結果としてついてくることがある「聖地経済効果」を狙っていく動き。

規模と内容は資料館や博物館の館内シアターで流すふつうの地元紹介のようだが。

それをアニメでストーリー仕立てでオリジナルキャラクターが登場するってのは珍しくない。

小名浜を訪れている人に見せても意味がないが、どこで公開するつもりなんだろう。

 

ノンフィクションとして掘り起したほうが良い気がする。

 

駆逐艦「汐風」「澤風」...アニメで復活 いわきで予告編初上映

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161105-124845.php

福島民友 2016年11月05日

… 第2次世界大戦後、いわき市の小名浜港の防波堤として沈められた旧日本海軍の駆逐艦「汐風(しおかぜ)」と「澤風(さわかぜ)」をモチーフにしたアニメ作品の制作発表会が4日、同市小名浜で催され、予告編が初めて上映された。関係者は「史実をモチーフにしたアニメ作品で小名浜を"聖地"にし、盛り上げたい」と観光地・小名浜の復活へ向け、作品に込める思いを燃やしている。来春の完成を目指し制作作業が進む。

予告編は、本県を舞台に開催中の「マジカル福島」のイベント「マジカル☆ハーバーナイト小名浜」で上映された。汐風、澤風は駆逐艦として、大正時代に完成。終戦後、資材不足だったことや駆逐艦の平和利用の観点から防波堤に転用された。汐風はいわき・ら・ら・ミュウ付近に眠り、澤風はタービンが三崎公園に残されている。

作品のタイトルは「人力戦艦!?汐風・澤風」。震災により小名浜に開いた時空の穴から敵が来襲し、両駆逐艦をモデルにしたキャラクターなどが小名浜を守るというストーリー。小名浜港や、マリンタワーなどの観光スポットが登場しており、アニメや漫画の舞台になった場所を指す「聖地」化に期待が掛かる。

作品は三春町のアニメ制作会社「福島ガイナックス」が手掛ける。制作を依頼した、小名浜まちづくり市民会議の佐藤毅会長(54)は「アニメをきっかけに、小名浜の人に地元に愛着を持ってもらい、魅力の発信につながってほしい」と願いを込める。同会議によると、小名浜を観光などで訪れる人の数は現在、震災前から約25%減の年間約190万人。同会議は年間500万人を目標に掲げている。「作品は高い目標の、大きな助けになる」と力を込める。同港周辺の施設関係者も期待を寄せる。アクアマリンふくしまの塩見俊夫副館長(55)は「サブカルチャーを通し、若い人たちが小名浜に興味を持ってくれれば」と期待に胸を膨らませる。

作品の総監督を務める浅尾芳宣福島ガイナックス社長(48)は「かつて日本を守った駆逐艦が今も港に残っている『ドラマ』をもっと知ってほしい」と思いを言葉にした。…

 

見た社名だったので続報かと思ったら別のアニメ制作の話。

 

テレビアニメ制作発表、福島ガイナックス 南相馬が舞台、地上波放送目指す

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161107-125231.php

福島民友 2016年11月07日 08時48分

…福島ガイナックス(三春町)は6日、南相馬市で同市を舞台にしたテレビアニメーション「レスキューアカデミア」の制作発表を行った。

アニメは、福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想と同市をPRする作品。落ちこぼれの主人公がロボットと信頼関係を築きレスキュー活動を展開、子どもたちとロボットとの友情と成長を描く。作中には大堀相馬焼など相双地方の伝統工芸品なども登場させ、地域の魅力を発信する。

同社によると、今後制作に着手し、2018(平成30)年以降、地上波での放送を目指すという。

制作発表会では、同社の浅尾芳宣社長が「アニメを通じて、南相馬に人が集まることを目指したい」と話した。

続いて、登場キャラクターの声を担当する声優の牧野由依さんと八代拓さん、浅尾社長によるトークショーも行われた。…