学生の頃は日記を付けていたけど、だんだん面倒になって
いつの間にか書かなくなってしまった。
でも、旅に出ると日記を付けるようにしている。
写真の整理をする時に便利だからという理由で始めた。
今ではデジカメを持ち歩き、覚え書きがなくても情報が
入っていて、順番にスライドショーなんかもしてくれる。
それでもやっぱり日記を書くのである。
日記は、映像だけでは思い出せない記憶も引き出して
くれることがある。些細なことを記していることもある。
「そんなこともあったなぁ…」と笑えることもある。
でも、つらいことが記されている時がある。
それを読むと、その頃のことが思い出されて悲しくなる。
写真だけでは忘れていた嫌な記憶が蘇る。
旅日記につらい気持ちを書くのは何の意味もない…。
旅日記につらい気持ちを書いてはダメです。
旅は楽しい思い出だけでいいのです。