今回もご覧いただき、ありがとうございます。
北條雄大(ほうじょう ゆうだい)です
なぜ、“ほめない”“ほめることを意識しない”学習塾を
することになったか、をお伝えしたいと思います
私自身、大学受験に失敗し、浪人していました
裕福ではない家庭で浪人することはかなり両親に迷惑かけたと思います。
その気持ちが良い方向に流れ、1日15時間勉強して、
模擬試験で全国2位になったり、それなりに成果が出ました
志望校に合格することができ、塾でアルバイトしたことがきっかけで
学習塾業界で働くことになりました。
学習塾で働き始めた時には、優秀な生徒を育てて、
第一志望校に合格させることが出来ました
情熱・熱意があふれていたと思います
どんどん生徒に指示を出しました。
「これをやったらいいよ!」
「何にも考えず、まずはこれを丸暗記!」
などなど、具体的な行動を全部指示していました。
その通りにできる生徒ばっかり集めていたと思います。
自然に評判は良くなりましたが、
あるとき、とてもショックなことが起きました
卒業生がせっかく合格した第一志望校を1年で辞めてしまったんです。
塾に来てくれて、様々なことを話してくれました。
「受かったのはうれしかったけど、全然学校についていけなくなった」
「学校に入ってから何をしようか全く考えていなかった」
「自分でなにをどうやって勉強したらいいかわからなくなった」
などなど、正直に話してくれたと思います。
そのあとすぐに、保護者様のところに行き、謝りました
「自分の責任だ」と直感的に思いました。
ようやくわかったんです。
私の仕事は、
「生徒を合格させるだけではなく、社会で活躍できる人材を育てることだ!」
ということがよくわかりました。
それから、近代教育、成功哲学、古典哲学、など、
様々な書籍を読み、どんどん実践してきました。
試行錯誤の日々です
かなり苦労し、なかなか成果が上がらない日々が続きましたが、
ようやくたどり着いたのが、自立して学習させる今のスタイルです
たくさんの本に「ほめる」ことがいいことだと無条件に書いてあります。
確かに、ほめられるといい気分になりますし、ほめている人に好意を持ちます。
それが自信につながればいいんですが、
「依存」につながる危険性が非常に高いと感じます。
対「大人」であれば大丈夫ですが、精神的に自立していない「子供」であれば「依存」にいきやすいと思います。
では、具体的にどんな試行錯誤をしてきたかを次回お話しします。
その試行錯誤はきっと共感いただけると思います。
次回もお会いできるとうれしいです!