初夏です。
還暦を過ぎた頃から「あっという間」のフレーズが多くなりました。
長期間、ブログが書けませんでした。その訳は、お正月、それも
目出度い元旦に「えーーーー!」腰を痛めてしまいました。なんと、
老化によるものだと!がっくりです。
そんなこんなで、ブログどころではなかったのです。
長期にお休みの間でも、見に来ていただき、ありがとうございます。
また、書きますので、よろしくお願いいたします。

第一方が「お願い!」は、ずうーずうーしいと思いつつ、お願いです。
地方選が真っ只中「○○で-す。一票を」
私も「おねがいしまーす!」
何をお願いするかと言いますと、夫が、ライン・スタンプをつくりまし
た。妻の私が言うのもなんですが、
「かわゆ~い!」のです。「おもしろーーーい!」のです。
ぜひ、買っていただきたい「お願いしまーす」



ラインスタンプURL

  ≪ 瞬時に、気持ちの切り替えを!≫
「捕まえた!」 
きい子姉の居丈高で勝ち誇った声。
微かだが、指先きが肩先をかすったのは、確か。
〝ゲッ〟
執拗に私を追いかけた
きい子姉に対する腹立た
しさと、憎しみにも似た反感と怒りが口をついて
出たゲンナリの
〝ゲッ〟
それに、
あぁ~ 捕まっちゃった~」
〝お豆〟5人の中で最後まで逃げおおせ、
「凄いねーーー!」
皆から、称賛の栄誉を受けると思っていたのに、
つぶされた
のです。
「あ~ また…」
心がポキッと音を立てて折れ、萎え、ゲンナリ、
その
〝ゲッ〟でもあったのです。

〝鬼ごっこ〟の面白さは色々ありますが、
まったら瞬時に気持ちを切り替えなければなり
ません。子から鬼に。逃げ手から追っ手に。
防御から攻撃に、受け身から能動に。
戦術の切り替えの難しさもありますが、気持ち
の切り替えって、なかなか難しい。
難しいゆえに、また、面白くもあり…
     
        
幼い日、日暮れまで夢中で遊んだ
〝鬼ごっこ〟
たかが子供の遊び、たかが〝鬼ごっこ〟なの
ですが、そこに〝どろり~〟心の闇を見ていた
ように思うのです。
心の闇に棲む〝嫉妬、妬み、嫉み、やっかみ〟
それらの闇に飲み込まれない切り替えの〝術〟
を学んだ様に思うのですが…。

   ≪ 〝手つなぎ鬼〟の、
                リーダー、色々≫
姉の遊び仲間(6年生が、3人)
〝お豆〟それぞれの妹、弟が合わせて、5人。
      (内訳ー2年生…1人、1年生…1人、
            6才…2人、5才…1人)
合計、8人で遊んでいました。
リーダー格の3人を色分けし、

三者三様を記してみたいと思います。
大人になった時の上司の在り様と重なるのです、
ぴったし

きい子姉…運動神経抜群で、走力にも長けてい
       るが、
名が示す通りキイキイ喚くばか
       りで的確な指示が出せないのです。
せつ子姉…大人しい。指示されたことは、誠実に
       実施するが、自ら判断し、動くことは
       不得手。
〝お豆〟の世話は、得手で
       小さい子の気持ちを察知する能力に
       は、長けている。

       「せっこ姉ちゃん!」
       〝お豆〟達からは、慕われている。
ひさ子姉…賢い。判断力も走力も長けているが、
       目立つことが極力、嫌なタイプ。
       きい子姉がいない時は、せつ子姉と
       相談しながらことを進める。私の姉。

      ≪ 
きい子姉
               心や如何に… ≫
〝お豆〟テツちゃん(小2で8才)は、きい子姉
の弟。体は大きいのですが、逃げ足が遅く、おま
けに捕まると、泣くのです。それも、大声で。
「泣き虫!」
きい子姉に怒鳴られることの多い子でした。

私は、6才。
体の大きさは普通でしたが、足が早く、逃げ足も
速く(自分でいうのもなんですが
機敏で機転も利
く子でした。
の側から見て
テツちゃんは、お荷物。
〝手つなぎ鬼〟の場合特に、そう。
足の速い私を捕まえ、テツちゃんは最後の最後。
戦略としても、当然です。
きい子姉が鬼の場合、必ず私。真っ先に私を、
ギロンと、ねめつけるのですから、ゲッ。
他の
〝お豆〟目をくれず、執拗に私。捕まえ
るまで追いかけるのです、私を。
おかっぱの前の毛は、汗でぐしょぐしょ。足が、
がくがくして、息も絶え絶えで、もうダメ。
猫に睨まれた鼠さながら庭の隅に追い込まれ、
ギブアップ
 
その理由が、
① 足の遅い小2の弟のメンツを守りたかった
   のか、
② 6才で鼻っ柱が強く、自慢高慢気味の私の
    鼻をへし折りたかったのか、
③ 
〝お豆〟の分際で、みんなの称賛を浴び
   させたくなかった、
   その、どれかは、わかりません。
ですが、
きい子姉の居丈高で勝ち誇った声に〝どろり~〟
闇を見、ぞくっ背筋に悪寒が走りました。
そして、その都度、私の心は〝ポキリ〟音を立
てて、折れましたから。
 
    ≪ 切り替えを学んだ、私 ≫
悔しくても、捕まれば鬼。執拗だろうとなんだろ
うと、捕まれば鬼。厳然とあるルール。
捕まって泣くなんて
〝お豆〟の風上にも置け
ない、弱虫。そんな奴に成り下がりたくない、
それが6才の私の意地 

捕まるたびに、唇を噛み血が滲んだことも。
切り替えがおぼつかないままでも、手をつなぎ
走り出すと、追っ手である鬼の心に切り替わり、
心が躍ったのです。
「こっちから、追い込もう!」
って。
「あっちに逃げたら、こっちから!」
瞬時に状況を判断し、決断し、行動に移す、こ
れを持って、心が躍り、心が走る!
          (智慧を駆使するという意味)
悔しさや恨みは、吹き飛んでいました。

 〝手つなぎ鬼〟って心をわくわくさせ、浄化
させる力がある、そう思えたものです。
その後、
きい子姉執拗な戦略は、ひんしゅくを買い、
程なく取り止めになりました。
大人しい
せつ子姉私の姉、ひさ子も、そして
〝お豆〟達も、声を上げたのです。
「そのやり方、絶対、おもしろう ないべよ!」
て。
6才の私の自己努力と集団の浄化力で、
〝手つなぎ鬼〟は、本来の姿に戻りました。

    意地っ張りは、
        65才の今も顕在で、健在
  ≪ リーダー
            戦略って?! ≫
ホホ…リーダーだなんて、戦略だなんて、
暑苦しくも、ご大層な文字を並べてみました
が、何のことはない、幼い日に面白くって、
日暮れまで夢中で遊んだ〝手つなぎ鬼〟
その
〝手つなぎ鬼〟から、
「なんと多くを学んでいたことか!」
はたと、気付いたのです。
敗戦記念日の8月15日。
65才を迎えた熱
い午後に。
団塊のしっぽ世代が、年金受給世代(!)
に突入。
遊び仲間が縦割り(異年齢)で構成されて
いて〝お豆〟を経験した最後の世代では
ないかと考えます。
ずっと,ずーーっと昔のことが昨日のことの
ように、ふっと浮かぶ、これも〝老い〟
〝手つなぎ鬼〟で、リーダー論、戦略
語ろうじゃありませんか、
  ひぃいい~ ~ 
         あづぐるぢ ~ ~
 

 
  ≪ 〝鬼ごっこ〟って、凄い! ≫
色々ありますが、
に捕まったら時点で、
に立場が瞬時に逆転するシンプル
〝鬼ごっこ〟から、最後の1人を捕まえ
るまで〝鬼〟としであり続ける
〝手つな
ぎ鬼〟
のような形態のものまで、色々あり
ます。
まず、シンプルな鬼ごっこ〟の長所、
短所を列挙してみます。
その長所は
① 2人居れば、あそびが成立します。
  「する?」
  「いいよ!」
  単純・明快。調整の必要がほとんど
  ないという、利点があります。
しかし、
短所…足が速い子と、遅い子の差が大き
     いと、いつまでも捕まらず、子も、
     鬼も単調さゆえ、つまらなくなり、
     「やめた!」に、なりがちです。
単調は、単純ゆえ、わくわく、はらはらに
は、繋がらないということです…

それに比べ、
〝手つなぎ鬼〟は、複雑
ルールは、2つ。
① 人数が増えても最後まで〝手をつない
  だまま
手を離したら、レッド・カード。
  違反切符が。
長所…鬼がどんどん増えると、横長の列が
     伸び、子を隅に囲い込むことが出
     来ます。投網にかかる小魚のように
     じわり、と追い込む、それが面白い。
短所…両サイドの鬼しか捕まえることが出来
    ないので、列の中にいると、走るだけ、
    列の長さに比例して、動きが重たく、
    鈍くなりがち。
② 鬼の人数が偶数に成った時点で、2人
  一組になる(3人の鬼が1人捕まえて4人。
  その時点で、2人づつに分かれます)
  増殖した鬼が、あっちからも、こっちから
  も攻めて来るのです。
  最後まで、逃げ切るには敏捷性と、瞬時
  に状況を判断する力と、高度な戦略が
  求められます。
  逃げる子も、捕まえる鬼軍団も、額に汗
  し、ハラハラ、ドキドキの頭脳戦なのです。

ここで、前段に掲げた、
「リーダー論戦略」の出番です。
〝手つなぎ鬼〟リーダー論「戦略」
学んだかを、分かりやすく説明するために、

ー私が〝お豆〟だった頃を例に、話し
たいと思います。
村の子供達の〝縦割り〟の構成メンバーは、
上が小学校の高学年で、下は5才~6才の
未就学児から7、8才の低学年が〝お豆〟
だったように記憶しています。

姉達…12才の6年生が3人。
① きい子姉… 足も速く、気も強い。口も出
           るが、手も出るタイプ。
           ※ 独断専攻型。


② 節子姉… 普通(足の速さ、判断力、統率
          力、なべて、普通)
        〝お豆〟への気配りは、巧い。
          ※ 調整型
③ 私の姉… 足が速く、機転も利き、魅力的、
         だが、目立ことをとても嫌う。
          ※ 影武者(?)型。


 ≪ 
〝お豆〟から見た
            リーダー色々 ≫
きい子姉が〝鬼〟のリーダー…で私とあと数人
お豆〟だった時
① きい子姉リーダーなのだが、指示を、しな
   い(指示が、出せない?)
   「今度、あの子を捕まえよ、分かった!」
   など、
   指示をだし、メンバーの了解を得、心を一
   つにし、走り出さないので、バラバラ。
おまけに、
きい子姉自身が足が速いので、脱
兎(
のごとし。
然、引っ張られた〝お豆〟達は、
「えっーー!」
驚きと驚愕。
「ひぃーーーー」
足がもつれて、ばたんと転び、ズズーズリズリ、
引きずられて、
わぁわぁ、泣く。

桃太郎の奇襲を受けた鬼が島の
〝鬼〟
がら、てんやわんやのていたらく。
当時6才だった〝お豆〟の私。
きい子姉のグル
プに入るのが、いやでした。
〝お豆〟を、
ふん邪魔くっせー ー 
冷たい目で、見ていましたし
〝お豆〟邪険に
扱っていました。
配慮は、まったくなし。育てようという気も無かった
と思います。

   ≪ 
きい子姉(!)
          
上司、多々多々… ≫
22才で上京。
イルカの「22才の別れ」が、流行っていた頃でした。
ポストの数ほど〝保育園を〟の時代でもありました。
雨後の竹の子のように保育園が新設され、園長が
ぞろぞろ…。
コミュ二ケーション能力のない園長が、トップ 

突っ走っちゃうんです。
それも、1人で。
「ど・ど・どこ行くんですかぁー - ?」

      
        
〝お豆〟だったころ、
きい子姉は、嫌いでした。                
公立でした。園長変われど、きい子姉(!)
上司。 多々多々… 
そこで、40年弱、働き続けた私って、凄い!
それもこれも
〝手つなぎ鬼〟で、実践的に学ん
だ、各あるべしリーダーの在り様と
戦略があった
からです。

次回、
節子姉の場合と、私の姉… 機転も利き、
    魅力的なの
だが、目立ことをとても嫌う、
    違う個性の2人が
リーダーになった場合
    を報告します。
    〝遊びから学びを得た〟私って、凄し!
    
           自画自賛型、老女・65才