3月5日(火)10時~12時

プライムハイツ千鳥集会室にて 参加者12名


課題

①勝ちと負け

②自分と仲間

③新しい友だち

④子ども発見

⑤子育てのうた

⑥おじいちゃん、おばあちゃん

⑦うちっていいね

⑥子どもの絵を聴く


~先生のお話より~


●文化の継承について

「親から子へ、子から孫へ」文化の継承には100年かかるといわれてきました。

しかし、今は親自身がゲームの虜になっていることからわかるように、家庭の外からの文化がどんどん入ってきて、家族の文化を受け継ぐことが難しくなってきました。

この時代の流れは避けられないのですが、「家族の絆」と言いながら、家族文化がおろそかになっていことも事実です。

短期に学んだことは体に残らないので、なるべくおじいちゃん、おばあちゃんの文化を吸収するようにしたいものです。


●口調について

子どもの口調にはその時々の気持ちが表れます。

甘えたいとき、悲しいとき、嬉しいとき、チャレンジするとき、発見したときなど、そのときどきの話したい内容や感情によって、口調、声量が変化します。さらにお母さんが喜んでくれるか、怒りそうかなど、親の対応を想像して呼び方を変えたりします。

お母さんと子どもとの気持ちが深く結ばれるほど、お母さんを呼ぶ声に感情がこもり、多彩な口調が生まれるようです。

お父さんも子どもに呼びかける機会が多くなれば、子どもがパパと呼ぶ口調にも響き合う気持ちが色濃く表れます。


●勝ち負けについて

プレイの中身が薄れると、勝ち負けだけにこだわるようになります。


●絵本について

0~4歳は絵本を与えるときに特に注意してください。

驚くかもしれませんが、絵本の与えすぎはおもちゃの与えすぎと同じです。

絵本を自分のものにして与えていますか?

4歳までは絵本の丸投げはやめたほうがいいと思います。まずは親の文化を渡すことが大切だということを忘れないでください。

どんなことでも、親が生活の何かを伝える習慣をつけましょう。