6月9日(水)10:00~12:00 池上文化センター にて 参加者13名
★今回の課題
①おしゃべりレシピ
②叱るより諭す
③わが家の幸福度
★新入会員の課題
子どもがしていたマネの記録
★子どもの絵を聴く
先生のお話から
注意・叱る・諭すの違いは何だろうか?
「諭す」とはそのことの本質を知らせることではないか。
本質を知らせるこどができる背景には、子どもと関わる時間の質と量が関係する。
我々は、テレビやゲームなど短時間で好奇心を誘う刺激的な競争文化に囲まれている。しかし、家族は競争文化であってはいけない。つまり、家族は非競争文化を持たなければならない。
発展途上国で幸福度が高いのは、もしかしたら、家族で過ごす時間が長いからかもしれない。
外からの刺激は強いものばかりであるから、0歳から家庭では強くないものを与えていかなければならない。
まずは、家族で話す時間をとにかく作ろう。
今までの実践で効果があったものとしては、
*「ね」とうなずき合うこと
*「今日に乾杯」…その日の出来事を家族で喜び合う(夕食時などに)
「今日に乾杯」がずっと続いている家の子どもは自分のことだけでなく、他の家族の話もよく聞くようになる。
これらのことは大変だけれどもやらなければならない。家族で話すことができなければ、18歳を過ぎたら独立させるなど同居しないことだ。
家族とは独自の家族文化を作り上げること。
幸福とは目に見えないものを信じたり、感じたりすること。
(つまり、人の心を感じたり、信じたり、あるいは豊かな感性があるということ)
odorimama