3月6日第14回ほほえみの会が開かれました。
(参加者10名)

今回のテーマは「待つ」。

「待つ」とは「プロセスを感じる」ということです。

現代社会では待たなくても物事が進むようになってきていますが、
「待つ」とはどんな意味があるのか、また始まりと結果の間には何があるのか、などを「待つ」ことによって感じ、知ることができるのです。

また、先生がなぜ「待つ」というテーマをくださったかですが、
「待つ」ことは人間関係を築く大切なプロセスでもあるからです。
待てない社会では、早い者、目立つ者、積極的な者だけに価値があり、
ゆっくり、のんびり、また、自分をうまく表現できない者は排除されてしまします。

スピードの時代で待つことは難しく、だからこそ小さい頃から「待つ」ことの喜びを経験させたいものです。

今回は以下のような場面での「待つ」チャレンジ記録がありました。
 ・植物の観察
 ・料理
 ・工作
 ・兄弟の関係
 ・電車や病院の待ち時間

総括として、親が苦労しないで「待つ」体験が多かったと言われました。
この研究会は親がどう変わるかの研究会であることを忘れないでほしい」というお言葉にドキッ。

0さんの「辛抱強く待つのではなくて、楽しんで待つ」という記録に、普通はなかなかできないよと言われました。

次回のテーマは再び「待つ」になりました。

                                              (オドリママ)