4歳半の娘はこの秋、とっても「どんぐりな日々」を送った。
毎日、通園バッグの中にはコロコロとどんぐりが沢山入っている。
通っている保育園の園庭には大きな木が立っていて、その下に毎日新しいどんぐりが沢山落ちている。
登園時も降園時も必ず立ち止まり目を凝らして、取り付かれたように「あった、あった!」と
叫びながら拾い集める。
祝日パパの赴任先である地方に出かけたときも、やっぱりどんぐり拾い。
拾っている間に次々と新しいどんぐりが木から落ちてきて、大興奮。
タクシーの運転手さんも木を揺らしてくれてお手伝い。気がついたら一時間半もその場にいた。
ある雨の日の朝、保育園まで一生懸命傘を持って歩いた。やっと園に着き、園庭に入ると
雨でもやっぱり娘はどんぐりの木の下で立ち止まった。
娘 「わ~、どんぐり~。。。」(心配そうに)
私 「濡れちゃってるねえー」(まさか拾わないよね、、、、ドキドキ)
とそのとき、どんぐりに向かって、大きな声で
娘 「みんな~、かぜひいちゃうよ~!!」
彼女にとってどんぐりはおもちゃではなく友達なんだ。
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