4月14日(水) <前半>
汕​​​頭​​​​​​​(​ス​ワ​ト​ウ​) - 潮州



さて、今日は待ちに待った義母の親戚をたずねる日です。



中国人ガイドさん

「早く出発すると、それだけ皆さんの時間が増えます。


6時に目覚まし、7時に朝食、8時にロビー集合です。いいですねー!」

みんな「は~い♪」



ご存じない方にちょっと説明しますと、

タイ人は時間にルーズな人が多いです。
30分、1時間遅れても平気です。
そして待たされた方も、あまり気にしないようです。

どうしてかというと、今みたいに高架鉄道や地下鉄が

なかったときは、車の渋滞が非常にひどく、

場合によってはまったく時間が読めなかったからです。

ただし、ポコパパは違います。
いい加減なところはたくさん、たくさん、たくさん(あ、ちょっと言い過ぎ?)

あるのに、時間に関しては結構まともです。


さて、8時に集まったでしょうか?
そんなわけないですよね。
だって、8時にまだ食べてる人がいたくらいですから。

結局8時半に出発となりました。
ここで、日本人なら「30分も遅れた!」と憤慨しそうですが、

私は、「30分遅れただけでよかった」とちょっとホッ。

途中、石を切り出している山々の風景を見ながら、

親戚のうちに着いたのが10時半。




バンコクの街角から

親戚の雑貨店。
お隣は、「花生搾油」を売っているようです。
何かな?



親戚は、村の入り口の横で雑貨店を営んでいます。
歓談のあと、村にある親戚のおうちを何軒か見せていただきました。

なんというか、私の知っている世界とはまるで違う世界でした。
でも、変に懐かしいような気分。
なんか、あったかいんですね。
経済的に見たら絶対私たちの方が数段上のはずなんですが、

そんなことも感じさせないくらい、「幸せ」な雰囲気が漂っているというか・・・




バンコクの街角から

親戚の古いおうちの中庭にあった井戸。
中央の白い洗面器の左横にポンプがある。




昔ながらの古いおうちの中を見せていただいたり、

通じない言葉同士で会話したり(私の場合。義兄弟姉妹は

潮州語がわかります)、とても楽しい時間を過ごすことができました。

義母は、実の弟が亡くなって行くのをどうしようか

迷っていたようですが、弟さんの奥さんと会ったとたんに

次から次へと言葉が出てきて、話は尽きないようでした。

午後1時ごろまで、親戚のところにいましたが、

いつまでも大勢でお邪魔しているわけにも行かないので

(途中、いろんな人が「何事か?」と、のぞきにきてました~)、

名残惜しいけれど「また来るからね」とお別れしました。




バンコクの街角から

村の奥にある親戚のおうちを出て、

雑貨店のある村の入り口に向かう。
左側には、新しいおうちが多いのに対して右側には、

古い家並みがそのまま残っている。




さて、私たちは「開元寺」というところに向かいます。

つづく