マンガ「はじめの一歩」の主人公・幕ノ内一歩が引退した。
理由はパンチドランカー症状の疑い。
直前と、さらにその前の2戦で敗北したのも原因のひとつだ。
個人的にはこのストーリー
なんか悲しいなー…
「はじめの一歩」には安直でもいいからサクセスストーリーを期待していた。
連載開始第一話から読んできた。
ボクシングとであって、ライバルと出会って、新人王になって、日本タイトルマッチで負けて、その後日本チャンピオンになって…という成長物語をずっと見守ってきた。
最近は離れてしまっていたが、時折アニメを見たり、好きな試合が収録された一部の単行本を持っている。
だからこそ、世界チャンピオンになる、もしくはライバル宮田一郎との「プロのリングでの再戦」という約束を果たしてほしかった。
たとえそれがご都合主義と言われても、俺はそれが望みだった。
それが…
世界チャンピオンになるどころかタイトルマッチをすることも出来ず、約束も果たせず、パンチドランカー(疑惑)になって引退…
いったい「はじめの一歩」とは何だったのか…
「主人公が栄光をつかめなかったボクシング漫画」は「あしたのジョー」があるじゃんか…なんで同じような結末にしてしまうのか…。
しかも、一歩が仮に世界チャンピオンとなったところで言うほどご都合主義でもない。
例えば、日本人選手で八重樫東と山中慎介は17戦目、村田諒太は14戦目、井岡一翔は7戦目、井上尚弥は6戦目で世界チャンピオンになっている。
対して一歩は、26戦している。そのうち敗北は3戦だ。
これで世界タイトルマッチさえできていないというのは、ボクシング素人の俺からすると実に奇妙に見える。リアリティがない。
「世界チャンピオンになるのは難しい→だから26戦23勝でもなれない。タイトルマッチさえできない。それが現実だ」
と言われても納得しがたい。
マンガは夢を見せるものだと思うが、現実以上に厳しい現実になっているように見える。
だからこそ納得がいかない。
今週号を読むとなんだか「きれいな引退だった」という感じだがなんかもやもやする。
「あしたのジョー」でさえタイトルマッチは実現しているのだ。
そこにすら到達しなかったというのは極めて残念だ。
あれもこれも消化不良のまま、もう取り返しのつかないところにたどり着いてしまった。
一応まだ続くらしいが、最終回は近いように思う。いったいどうなることやら。
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理由はパンチドランカー症状の疑い。
直前と、さらにその前の2戦で敗北したのも原因のひとつだ。
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ボクシングとであって、ライバルと出会って、新人王になって、日本タイトルマッチで負けて、その後日本チャンピオンになって…という成長物語をずっと見守ってきた。
最近は離れてしまっていたが、時折アニメを見たり、好きな試合が収録された一部の単行本を持っている。
だからこそ、世界チャンピオンになる、もしくはライバル宮田一郎との「プロのリングでの再戦」という約束を果たしてほしかった。
たとえそれがご都合主義と言われても、俺はそれが望みだった。
それが…
世界チャンピオンになるどころかタイトルマッチをすることも出来ず、約束も果たせず、パンチドランカー(疑惑)になって引退…
いったい「はじめの一歩」とは何だったのか…
「主人公が栄光をつかめなかったボクシング漫画」は「あしたのジョー」があるじゃんか…なんで同じような結末にしてしまうのか…。
しかも、一歩が仮に世界チャンピオンとなったところで言うほどご都合主義でもない。
例えば、日本人選手で八重樫東と山中慎介は17戦目、村田諒太は14戦目、井岡一翔は7戦目、井上尚弥は6戦目で世界チャンピオンになっている。
対して一歩は、26戦している。そのうち敗北は3戦だ。
これで世界タイトルマッチさえできていないというのは、ボクシング素人の俺からすると実に奇妙に見える。リアリティがない。
「世界チャンピオンになるのは難しい→だから26戦23勝でもなれない。タイトルマッチさえできない。それが現実だ」
と言われても納得しがたい。
マンガは夢を見せるものだと思うが、現実以上に厳しい現実になっているように見える。
だからこそ納得がいかない。
今週号を読むとなんだか「きれいな引退だった」という感じだがなんかもやもやする。
「あしたのジョー」でさえタイトルマッチは実現しているのだ。
そこにすら到達しなかったというのは極めて残念だ。
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