「私がいた環境は、とにかく人をバカにしていましたので、誰もが人をバカにすると思っていましたし、バカにしている人が周りにたくさんいたし、バカにすることで、勝った感が出ていて、バカにされるのは負けている感覚でした。」

「バカにする習慣がある人に、バカにされないようにするのは、無理があるんですよね。
母を言わせると、総理大臣も大統領も能無しで考えなしになります。このように、口で言うだけならば、自分のことはさておき、なんとでも言えてしまうんですよね。」


「確かに、バカにすること自体に価値はないんですよね。でも、私のいた環境では、今でも価値があることなんです。」

「母を見ていると、わかります。いつも人をバカにしていますし、バカにされることをすごく恐れています。(中略)自分のコントロールもできていないのに、バカにされないように人の気持ちをコントロールしようとしていました。」