わからないと頭に浮かんでいる時点で、もう、状況を見ることも、話を聴くこともやめているんですよね。
わかっていることが前提だから、おかしいな?ということになり、わからないという主張をしていたのだと思います。わかっていることが前提っておかしな話ですよね。
自分の経験、知識で、答えを導き出すのがいつものことで、その答えはいつもずれていたのですが、母は言いきる人で、言ったことが間違ってるなんていうと、機嫌を損ねてしまい、私たちがもっと嫌な思いをするので、言えなかったですね。
もし、愛情があるという部分だけを拾い、愛情があるから大丈夫という安易な結論をだすと、その結論によって、見て見ぬふりをされる弱い立場の人はなす術がないでしょう。
それが、今の時代、ようやく弱い立場の私たちも、声をあげていいという環境ができてきたのです。