質問をすると「自分で考えろ!」などと返ってくる。
これなどは、まだ質問と認識しているだけまだましである。
ひどいのだと、
「生意気言うな!」とか「親に向かってなんだその口の利き方は!」とかもはや、質問を質問と認識せず、ただの非難だとか文句として受け取られる。

これではコミュニケーションの促進など望むべくもない。

まず話す。
そして、余計な推測はしない。したとしてもあくまでも可能性のひとつだと考え断定しない。
そして、疑問に思うところがあれば聞く。
聞かれてもそれが非難だとか文句だとは思わないこと。(実際に非難や文句であっても、質問にそのまま答えることが合理的であることは以前にも述べた。例えばこの記事

事実の誤りを指摘されてもそれが人格攻撃だとは思わない。

事実は事実であって、あなたの人格ではないからだ。

どうも多くの人は、「会話」というと「自分が、間違いなく正しいと思っている考え方をぶつけあうもの」と考えているようだ。

俺は、それは非合理だと思う。なぜなら、人間の考え方がすべて正しいなどありえないからだ。

しかし、間違いを恥と思う空気の中では「自分が正しい」ということは前提であり、それを否定するなどもってのほか、という認識でいる気がする。

(続く)

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