唯言123 続々々々々々々々・その話、正しかったらこうならない？

他にも、幽霊を、というよりこれから話すことは幽霊を信じている人とUFOを信じている人両方に対する疑問がある。

世間で話題になる超常現象と言えば、UFO（宇宙人）と幽霊だと思う。

俺も好きでよく見ていた時期があるからわかる。

その手のものを取り扱うときはたいていミステリーサークルや空を飛行する何かの映像や写真を見て「これは宇宙人の仕業だ！」「この写真が撮られた前夜、奇妙な光る物体を見た！」などとひとしきり騒いだ後、人の背後に何か影のようなものが写った写真などを見て「これは幽霊だ！」「この写真に写っている人はその後不慮の事故で大けがを…」「ヒイィーっ！」などと騒ぐのが“お約束”だ。(順番は逆の場合もある。)

しかし、このような番組を最初は信用し(何せ子供だった)ワクワクしながら見ていたが、やがて疑問に思うことが出てきた。

「なぜ、幽霊の話をしているときはUFOの話をしなくって、逆にUFOの話をしているときは幽霊の話をしないのだろう？」

この点は実に奇妙である。

例えばミステリーサークル。

なぜ幽霊が作ったものではない、と言い切れるのだろう？いや、そう明言した人がいるわけでもないのだが、俺自身は「幽霊が作った！」と主張する人はもちろん、その可能性があることに言及する人さえ見たことない。

なぜだろう？

幽霊が作ったものではない、と断言できる何かがあるのだろうか？
幽霊は、ポルターガイストとやらでものを動かせるのなら小麦ぐらい倒せそうなものである。

それとも、「幽霊に小麦は倒せない！」と証明されているのだろうか？それならそれは、幽霊が実在していると証明されていないと証明できないことだ。幽霊の存在が証明されているなら、ぜひそれを教えてほしい。

(続く)

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