他にもある。

これは、信じている人に対する疑問だ。「幽霊のせいで機械が壊れた」というのは、心霊物のお約束ネタだ。
このシーンを見て、信じている人は怖がっているのをよく見る。
そんな人たちに「いや、幽霊のせいとは限らないよ。偶然かもしれないやん。」などと言うと反発された思い出がある。

なるほど幽霊のせいで機械は壊れる。それならそれでいいだろう。

しかし、それが真実だった場合気になることがある。

なぜそういう人たちは、電化製品が壊れた時にお祓いに持って行かないのだろうか?

なぜか電化製品が壊れた時に電気屋に修理に持って行く。
そこはお祓いに持って行くのが筋じゃないのか?
だって、機械が壊れるのは幽霊だか呪いだかのせいなんだろう。

ならそこは、神社か寺にでも持って行くのが当然ではないだろうか?

なるほど確かに、幽霊のせいではなく自然に壊れた場合もあるだろう。

しかし、その区別を電化製品にも幽霊にも素人の人間が判断して、迷わず電気屋に修理に持って行くのは、俺には奇妙な光景に見える。

それとも、俺が知らないだけで、電気屋と神社仏閣は“業務提携”しているのだろうか?

あるいは、電気屋で行われている修理とは除霊なのだろうか?

俺は、幽霊を信じている、特にこの場合は機械の類が幽霊のせいで壊れることを信じている人に聞きたい。
あなたは、機械が壊れた時に神社や寺に持って行ったことはありますか?
ないとしたら、なぜ持って行かなかったのですか?

(続く)

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