次に、言葉に裏を込めて話すのに必要なもの。

・相手への心配り
この場合も、これは必要だろう。気を使って遠回しに言うという気配り。

・同調圧力
相手に自分のあるいは、自分を含む周囲のルールを強要しなければ、このコミュニケーションは成立しない
うん、これは一緒でいいだろう。

・排他性
同調しないものには死を
これも。

・傲慢
自分の考えたことが正しく、間違っているなどありえない。そんな傲慢さ。
これも同じでいいだろう。
「考えたこと」は自分が、自分の言葉の裏で思っていること、に変更されているが。

・責任感の欠如
自分の予想が間違っていたら、それは間違えさせた相手のせい。そんな欠落した責任感。
これは、「自分の発言の裏を読み取れなかったら、それは読み取れなかった相手のせい」と書き換えられる。

・想像力の欠如
自分の予想を超えたことなどありえない、自分の予想の範囲内の出来事しか起こらない。という乏しい想像力。
これも一緒でいいか。「自分の予想を超えた解釈(言葉通りに受け取るという解釈)などありえない」という乏しい想像力。

・客観性の欠如
目の前で起こった現実よりも、自分の考えのほうが優先されるという、そんな客観的視点のなさ。


さて、次は、言葉の裏を読まないメリットデメリットをまとめてみる。

まず、メリットとして、
・失敗がない

まあ、それも同然だ。
失敗、つまり、話の食い違いや誤解、違和感があったら、その都度その都度確認しあって話を進めていくのだから。

ない、というよりは、「成功するまでやる」といったほうがいいか。

そして、デメリット。
・時間がかかる

「成功するまでやる」のだから、当然時間がかかる。ひょっとしたら、言葉の裏を読むコミュニケーション(成功した場合)の5倍や10倍はかかるかもしれない。

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