さて、これでざっとではあるが、幽霊が実在する証拠が存在しないことを説明できたと思う。

余談とも併せて読んでもらえれば、よりわかりやすいと思う。

では、これによって、俺が

「幽霊がいるなんて思ってはいけない」

と言いたいのかというと、そうではない。

そう思った方、その方は、俺の言葉の裏が読めていないということなので、これからはできるだけ読まない方向でやってもらいたい。


ここまでのことを受けて、言いたいのは、

事実関係として幽霊が存在する証拠はないが、幽霊を信じるというならそれは自由

ということ。

「幽霊が存在する証拠はない」

これは客観的な事実だが、必ずしもこの事実の通りに考える必要はない、と言っても良い。

「幽霊を信じる」

と言うことは、考え方の問題だから、それは各人が好きにすればいいと思っている。
「幽霊がいると思いたい」
「霊能力者のことを信じたい」
それはそれで、まったく構わない。否定する気もないし、否定する必要もない。
そう考えることから、新たなる発見も生まれると思う。

ただし、これは強調して言っておきたいが、

自分の考えと異なる客観的事実が存在することは、それはそれとして分かっておいて欲しい。

つまり、今後、幽霊を信じている人は、

「客観的な証拠がないことはわかってますよ。でも、それはそれ。わたしは幽霊を信じたいので信じています」

と言う態度をとってほしい。

もし、
「そんなことできない!客観的事実の通りの考え方しかできない!」

と言うならそれも自由。
だからと言ってそこで、客観的事実を自分の好きなように曲げるのは止めてくれ。

そして、これは、自分の母親に向かっていったことのある言葉だが、

事実を自分の好きなように曲げたって、その外側で事実は何も変わらず存在し続ける。

だから、無駄だと分かってほしい。

(続く)

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