こんにちは。
ほぐリッチです!
「枕が合わなくて首が痛い」「朝起きると肩がこる」「何個も枕を試したけど、正解が分からない」
こんなお悩みをよく耳にします。
実は、枕は“高級かどうか”ではなく、“体に合っているかどうか”がすべてです。
今回は、体に合う枕とは何か、そして失敗しない選び方を分かりやすく解説します。
そもそも枕の役割とは?
枕の一番の役割は、
寝ている間に「首と背骨の自然なカーブ」を保つことです。
人の背骨は、
• 首:前にカーブ(前弯)
• 背中:後ろにカーブ
• 腰:前にカーブ
というS字カーブを描いています。
枕はこのうち首のカーブを支える補助具です。
合わない枕を使うと、
• 首が反りすぎる
• 顎が引きすぎる
• 肩に余計な力が入る
といった状態になり、首・肩こりや頭痛の原因になります。
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体に合う枕の条件①「高さ」
高すぎる枕
• 顎が胸に近づく
• 首の後ろが引き伸ばされる
• 首・肩こり、いびきの原因に
低すぎる枕
• 首が反りすぎる
• 後頭部だけが沈む
• 首の付け根に負担が集中
**理想は「仰向けで寝たとき、首のカーブが自然に保たれる高さ」**です。
目安としては、
• 仰向け:首の後ろに隙間ができない
• 横向き:首と背骨が一直線
になる高さがベストです。
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体に合う枕の条件②「硬さ」
枕は柔らかすぎても、硬すぎてもNGです。
• 柔らかすぎる → 頭が沈みすぎて首が不安定
• 硬すぎる → 首や後頭部が圧迫される
おすすめは、
頭は適度に沈み、首はしっかり支えられる硬さ。
最近は
• 首元だけ少し硬め
• 頭の部分は柔らかめ
といった構造の枕も増えています。
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体に合う枕の条件③「寝姿勢との相性」
仰向け寝が多い人
• 首のカーブを支える形状
• 高さはやや低め〜中程度
横向き寝が多い人
• 肩幅分の高さが必要
• 低い枕だと首が傾く
「仰向け・横向きどちらも寝る」という人は、
高さ調整ができる枕がおすすめです。
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オーダー枕は必要?
「オーダー枕じゃないとダメですか?」とよく聞かれますが、
必ずしもそうではありません。
✔ 自分の寝姿勢
✔ 首のカーブ
✔ 肩幅
この3点が合っていれば、市販の枕でも十分合うことは多いです。
ただし、
• 首や肩の症状が強い
• どんな枕でも合わない
という場合は、一度専門家に相談するのも一つの方法です。
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枕だけ変えてもダメな場合もある
実は、
首・肩こりの原因が枕だけではないケースも非常に多いです。
• 猫背
• 巻き肩
• 長時間のスマホ・デスクワーク
• 肩甲骨や背中の硬さ
こうした要因があると、枕を変えても改善しにくいことがあります。
枕+体のケアをセットで考えることが大切です。
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まとめ
体に合う枕とは、
• 首の自然なカーブを保てる
• 高すぎず低すぎない
• 寝姿勢に合っている
この3つを満たす枕です。
「なんとなく有名だから」「高いから良さそう」ではなく、
自分の体に合っているかどうかを基準に選びましょう。
首や肩の不調が続く場合は、
枕だけでなく体全体のバランスを見直すこともおすすめです。
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