捨て犬ゼロを実現するためには？

捨て犬をなくせばいい。

誰でも思いつくことです。

しかし、どうやって…

方法はいろいろあると思います。

その具体的な方法についてはいくつかアイディアがあります。

それらについては今後書いていくとして、今回はその前提となる私の考えについて書きます。

犬を捨てる人に対してどう思いますか？

この質問に対して

酷い、最低、無責任…

テレビＣＭになるくらいですから、その答えのほとんどが捨てる人を批判や叱責するものとなるでしょう。

私も同じ気持ちを持っていました。

しかしながら、捨て犬ゼロを目指すと考えた時にはどうでしょうか。

この気持ちでは実現できないと私は思います。

なぜならば、批判や𠮟責だけでは問題の本質的な解決にはならないからです。

こういった批判的な流れは一時的に社会や制度を変えるかもしれませんが、実は余計な規制を増やすだけで、結果、それによる弊害を生むことにつながりかねません。これは規制の原案をつくるのが誰かを考えてみれば想像がつくと思います。

言葉は悪いですが所詮、当事者ではない机上の理論。実際に施行されてからわかる不都合もあれば、抜け道が見つかることもあります、これはペット問題に限ったことではないので、他にもいろいろ思い当たることがあるのではないでしょうか。

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話を戻しますが、確かに、理由はどうであれ犬を捨てる行為は褒められたものではありません。

しかし、何度も書きますが現実問題として捨てる人を責めているだけでは解決にはなりません。むしろ、逆効果…責めれば責めるほど、こっそり捨てる、迷子になったことにして探さないなどといった最悪な選択をしかねません。

そこで私の考えは…

犬の幸せのために捨てるという行為をある程度容認する。

つまり認めて許す。

これが捨て犬ゼロのための前提と考えています。

イメージとしては、望まれた先に犬を託すという感じです。

ですので、犬を捨てるのではなく手放す。

それによって、犬にとって幸せな環境がつながっていきます。

このバトンが途切れることなくうまくつながればどうでしょうか。

少なくても、保健所で処分期日を待つことや野良犬化することよりは幸せな環境をつくることができるはずです。

捨て犬が増えるのは人間の身勝手からですが、それは何も捨てる人だけに限ったことではありません。

極論を言えば、善悪の判断。これは人間の感情です。この感情だけで悪いと決めて一方的に責めるのもまた人間の身勝手なのです。

さらに言うならば…

どんな事情であれ、犬に罪はありません。

もし、犬の幸せを第一に考えて犬を手放すことに寛大かつ協力的になれれば…

またそういった仕組みができれば…

愛護センターなどの施設に首輪を付けたまま保護される犬は今より確実に少なくなるのではないでしょうか。

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先代ワンコのフクちゃん。

フクちゃんも保護犬でしたが子犬の頃からいっしょということもあって天真爛漫なワンちゃんでした。

ビビりは治りませんでしたが、多少ビビりの方が危ないことをしないので安心ですよね。

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感謝とともに利他の精神を持つ素敵なあなたの幸せを

心よりお祝いします。

感謝。

捨て犬ゼロ実現のために 前提となる私の考え（保護犬コラム）

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