先日、10月6日、天気は土砂降り。
保健所に、行って来ました。
一週間程前から、保護猫を1匹家に迎えないか、母と話し合ってました。

家には、ペットショップからやって来た、ヨークシャーテリアがいます。
その子を飼い出してから、ネットで犬情報を検索する事が増え、その中で保護犬、保護猫の存在を知ったのです。

元々私は、犬よりも猫派でした。でもある日何気なく行ったショップでヨーキーの仔犬に一目惚れ。家に迎えて、シュシュと名付けました。

シュシュはとても社交的な仔でした。人も好き、犬も好き。だから、仔猫を迎えても大丈夫だろうという自信はありました。

いざ保健所に行くと、思っていたよりも酷い環境でした。

仔猫は無条件に、みんな可愛いものだと思っていた私は、衝撃を受けました。

殆どの仔は目が潰れ、痩せ細って汚れている。みすぼらしい小さな身体で、一生懸命に声を張り上げて鳴いて訴えてくる。

複数の檻に数匹づつ入れられ、その下には、紙が貼ってあります。

『◯月◯日期限』

小さな命に、期限が付けられていました。それまでに飼い主さんが見つからなければ、その仔達は、生きる事を許されないのです。

檻の中で、ひときわ鳴き叫び訴えてくる仔がいました。片方の目が潰れ、痩せて、お世辞にも綺麗とは言えない地味な毛色の仔でした。

真っ直ぐピンと伸びた尻尾のその仔は、母が抱くと必死にしがみつき、更に鳴き続けました。

母が言いました。『この仔にする』と。私は正直、よりにもよって、一番賑やかな仔を選んだなと苦笑しました。

一戸建てとは言え、ご近所さんがいるわけですから・・・。犬は無駄吠えをしないように躾けていますが、猫には無理ですよね⁈多分。

ともあれ引き取る仔が決定し、持参したクレートにその仔を入れました。その間も仔猫が静かになる事はなく、ずっと鳴き続けていました。

書類にサインをし、必要な手続きを済ませて車に乗せました。走り出してからも鳴き止まないので、たまらずクレートから出して膝に乗せました。

両手で包むように抱えると、指に吸い付いて来ました。小さく丸くなったその仔は、指を吸いながら、やっと安心したかの様に静かに寝始めたのです。

(続く)