災害時のキャリーとケージ問題 | 保護猫たちのおうち探し(活動地域@高松)

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捨て猫を拾って里親さんを探した経験から、
保健所の猫を預かって里親さんを探す活動を始めました。
猫をお迎えするなら保健所・愛護センター・ボランティアという選択肢を是非加えてほしいと思います。
保護が必要な動物がいなくなることを願って。

今日は、災害時のキャリーやケージ問題についてです。

 

近年、悲しいことに日本では災害が多くなっています。

 

避難しないといけないときに悩むのが、猫の居場所づくりや移動。

 

最近は、災害対策としての伸びるキャリーが登場していますね。

 

蛇腹のようになっていて、伸ばすと即席のケージにもなるというような。

 

高額でしっかりした作りのものもあるようなのですが、

 

私自身はそれを購入したことがなくて記事にしたくてもできませんでした。

 

ですが、よくお邪魔するブログで、その使用感を記載してくれていましたので、ご紹介します。

 

動物病院によく置いてある通販情報誌PEPPYにも載っているこの商品。

 

価格が価格なので、そうホイホイと買えません。

 

もしも導入を検討なさるなら、ぜひこのリンク先のブログをご覧になってからにしてください。

 

リュック型キャリーGRAMPの使用感

 

キャリーで移動してからは、やはりケージが必要になります。

 

現状GRAMPのほかにこうしたリュック型で伸ばしても使えるものがなかなかありませんので、

 

リュック型でそれ1つで避難先でも過ごすんだという方は、

 

GRAMPを選択するようになるのだと思います。

 

 

移動はリュック型でなくてもなんとかなる!という方は、

 

普段のキャリーを使用して、

 

その後簡易ケージを使用して避難生活を送るという流れになると思います。

 

個人的には、災害時にどこかに避難しないといけなくなったら、

 

避難先で2段ケージ設置ができるわけもないと思っていますし、

 

そもそもそんなケージを持ち運んで組み立てるのがどれだけ大変かという話になりますので、

 

災害時はやはりポータブルケージ(簡易ケージ)がオススメです。

 

普段は畳んでスリムに収納しておいて、

 

いざというときは3分もかからず組み立て終了のサークルタイプ。

 

成猫ならこのサイズで1匹+小型トイレ+食器+ヒーターを入れられます。

 

7キロくらいの男の子だったらLサイズのほうがいいかもしれませんが、

 

女の子ならこれで充分です。

 

ちなみに子猫なら3ヶ月くらいまでは5~6匹くらい入れます。

 

ついでに爪とぎも入れられます(笑)

 

 

円形は場所をとるので、

 

四角いほうがいいという方はこちらを。

 

パッと広げてすぐ入ってもらえるワンタッチケージ。

 

カラーも2色あります。

 

4ヶ月くらいの子猫が2匹入って、小型トイレを置いて、食器を入れられます。

 

成猫ならどう頑張っても1匹ですが、トイレ+食器は入れられます。

 

 

 

ペットサークルやワンタッチケージは実際今も保護っ子たちに使用しています。

 

不要なときは畳んでしまっておけるというのは大きなメリットですし、

 

もしもの場合に車に積んでおくというのもいいかもしれません。

 

何より、これらは安い。

 

実際備えられる価格なので、ぜひ用意しておきましょう。

 

ちなみに災害時使う簡易トイレは、

 

鉱物砂とダイソーで300円のこの食器洗い水切りセットの水受け容器。

 

IMG_20170630_114005498.jpg

 

もしくは、子猫サイズのシステムトイレ。

 

 

を使うのがサイズ的には便利だと思います。

 

 

あと、食器と持ち出し用フードもお忘れなくご用意くださいね。

 

備えあれば憂い無し

 

というのは、猫にも使える言葉ですね。