さて、アンテナ本体の製作です。
事前にMMANAでシミュレーションしたワイヤーの長さは以下の通りです。
(三角形の長さを計算してくれるサイトがあるんですね。私みたいに数学が弱い人には便利です)
つまり釣り竿にはそれぞれ5.2mづつ、上の横にまっすぐな線は7.3mとなっています。どうせ実際に作るとずれており調整が必要なので多少長くつくっておきます。
調整しやすいようにと思ってスライダーを作ってつなぎましたが最終的には不要のものでした。
アンテナの性能を考えるとエレメントはアルミか銅で作りたいです。ステンレスワイヤはしなやかで切れにくいのですが、MMNAでシミュレートするとかなりSWRや利得が悪化するようです。でも銅線は切れやすいので、一番風による振動で切れやすそうな竿と上の線の接続部分を同軸の編み線にしました。
編み線って、雨がしみこんでどうかなぁと心配しましたが、雨が降った日の方がSWRが下がります(笑)
で、上の線での接続はハンダ付けすると、そのハンダがしみ込んだ端が切れやすくなるので、電気工事で使うアルミの圧着ピースでつなぎました。
圧着したあとを見ると、電気工事士の試験のために買った宝山の圧着工具を使ったので「小」の漢字が見えます(笑)