行っちゃいました
ミュージカルは好きだけど
ミュージカル映画はあまり好きじゃない方で。
これだけ舞台で有名になっている物を
なんでわざわざ映画にするんだろって思ったし。
でも先日のアカデミー賞授賞式前後に何かので
『普通のミュージカル映画は
全て歌を先録りして拭き替えだけど、
この映画は現場で実際に俳優たちが歌っている』
って聞いてそりゃ一味違うんだろう、と思ってね。
確かに、
歌の部分はすごかった。
ヒュー・ジャックマンがあんなにうまいと思わなかったし
アン・ハサウェイの悲哀さもとても伝わってきた。
感情がこもる部分で大音量になる時の歌声は
瞬きも忘れて、鳥肌が立つくらいだった。
ただ、全体としてはなんかしっくりこない。
私、この名作を映画にしたんだから
セリフと歌とが混ざっているのかと思ってたんですね。
そしたら、ぜ~んぶ歌ですよ
やっぱりせっかく【映画】にしたんだから
悲しい部分はセリフと表情で作る、
という映画の良さを使って欲しかったな。
歌ってると顔が上むいちゃったりで
良く分からない部分もあったのよね。
アカデミー作品賞が取れなかったのは
そこなんじゃないかとさえ思ってます。
収穫としては背景を知らずに行ったため
各時代、時代のフランス史にすごく興味を持ちました。
ジャン・バルジャンと共に追って行くと
分かりやすくて勉強になるかなって思った。
それと、改めてミュージカルで観てみたいと思ったのでした
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