去年の今頃。
私は寝たきりだった。
心は死んでいた、
けれど身体が生きていることに
心底、自分の身体を呪い、憎く、
生きる地獄を味わっていた。
今、ここまで這ってきた。
このひと月。
生きていることに心の底から喜ぶ日もあった
息子と父、母らが笑い合っている姿を俯瞰し、
ここは天国なのか、
もしも、地獄へ落とされた日には、
この光景を思い出し、
「あの頃は、なんと平和で幸せだったのだろう」
なんて悔やむのだろうか。
などと思ったりしていた。
こんな寒い、小雪の降る日にも、
庭の芝生に鳩がやってきて餌を探している
網戸には小さな小さな虫がしっかり止まって天候が良くなるのを待っているのだろう
命が宿っている
わたしの身体のなかにも
命が宿っていて、
継続されていて、
これからも続けていくのだ。
明るく
喜びと共に。