木造住宅は災害に弱いのか? | マイホームコンサルタントHOCSのブログ

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20140822

 

 

 この度の広島市における大雨により、被害を受けられました皆さまに対し、心からお見舞い申し上げます。一日も早く復旧されますよう、心からお祈りいたします。

 

 

 先日、ご来社いただいたお客様は建物の構造に悩んでみえるとのことで、「木造の住宅って、やっぱり災害には弱いんですよね。」とおっしゃってみえました。構造に対する誤解は根深いですね。

 

 阪神大震災などで木造の住宅が全壊し、多くの被災者がでたことなどにより、建物構造に対する興味が深まったとは言えますが、同時に誤解も広まったのではないかと思います。阪神大震災などでも大きく被災したのは、建築後30年程度を経過した(いわゆる新耐震基準以前)建物であり、全ての木造住宅がダメだったわけではありません。

 

 建物の構造強度は大きく価格に比例します。心の安心を求めるのであれば、考えられる限りの耐震性を求めるのも良いかもしれません、ただし誰でもが無限の予算があるわけではありません、問題は限られた予算のなかでどれだけを構造に費やすことができるのかバランスを図ることです。

 

 この度の土砂災害のような被害を想定するのであれば、最も強い構造を有する鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリート造が適しているかもしれませんが、元来はあのような危険を含む場所に、住居を構えるのを避けることができるのであれば、通常の木造(在来工法)で充分でしょう。つまりは建築する場所と希望する耐用年数、さらには構造ごとに異なる居住性能などを総合的に検討すれば、「木造はダメ。」とか「鉄筋コンクリートに限る。」などの結論にはなりません。

 

 これから住まいの建築を検討される方は、思い込みをリセットし、建築業者の一方的な意見を鵜呑みにするのではなく、いろいろな構造・工法を正しく理解・比較していかないと、完成後になって「自分の希望と違った。」と後悔することになります。

 

 

 

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