団信に三大疾病特約は必要か? | マイホームコンサルタントHOCSのブログ

マイホームコンサルタントHOCSのブログ

マイホームコンサルタントHOCSのブログは、愛知県岡崎市・ホックス岡崎の
不動産コンサルタント・ファイナンシャルプランナーが綴るブログです。

 

住まい探しが具体化してくると、気になってくるのが住宅ローン、そして「団信」です。住宅ローンを返済中の方に万一のことがあった場合には、返済が難しくなり、マイホームを手放すことにもなりかねません。団体信用生命保険(通称:団信)は、このようなとき生命保険金により住宅ローンの残額を一括して弁済するという仕組みです。従前は死亡保障のみでしたが、最近は三大疾病や七大疾病などに罹患した場合にも対応する団信が出てきました。

 

しかしこの三大疾病や七大疾病などのオプションは本当に必要でしょうか?団信の保険料は概ね借入金額の0.20.3%程度です、さらにこの三大疾病などのオプションを追加するとまた0.20.3%程度が必要になるので保険料(特約料)がおよそ1.52倍になる計算です。

 

大きな借金をするときは、皆さん気が小さくなるようで急に保険の事が気になり始めます。「家を買ったはいいが自分が癌になったらどうしよう。」「もし癌に罹ったら高額な治療費が必要になりそうだ。」などネガティブな発想が湧きます(私もそうでした。)

 

では、実際に癌に罹る確率はどれくらいあるのでしょうか?国立がん研究センターhttp://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics01.html#top

によると30歳の男性が20年後にがんで死亡する確率は0.5%、癌に罹患する確率は2%です。では50人に一人の割合で保険を利用するかというとそうでもありません。通常、癌の場合の支払い条件として90日以上の継続としています、しかし癌の平均在院日数は30日未満ですので利用できる人は限られるでしょう。

 

また、治療費も5年間で自己負担額は100万円程度です、その程度であれば保険よりも貯蓄の方が明らかに有利です。

 

誤解のないように付け加えますが、決して“三大疾病特約”などが無駄だと言っている訳ではありません。個人的な事情を正しく加味して検討しなければいけないという事です。

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

 

株式会社ハウジングコンサルティングファーム

http://hocs.jp

一般社団法人マイホームマイスター協会

http://www.myhome-meister.jp

中日教えてナビ

http://oshiete.chunichi.co.jp/mikawa/pro/169/

個人入札 愛知

http://aichi.kojinnyusatsu.com

 

444-0059 愛知県岡崎市康生通西三丁目5

 森岡崎ビル301

TEL(0564260222 FAX(0564260220

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼