スタンディングパスはOK!
でも次のシュートドリルになったら、パスが全然つながらない!

というチームも多いのでは?

スタンディングパスは初心者の時だけで、ある程度滑れるようになったらそれほどこだわらなくて良いと思いますよ!

だって試合じゃ止まってパスし合うような状況ってないですよね!
試合にない状況を練習するのは、練習の為の練習
じゃあその練習のためのスタンディングパスができたら、もういいじゃないですか!
次は試合の為の練習をしましょうよ!

さてスタンディングパスはクリアしているとして・・・

問題は動きながらのパス、ですね!
なんで動き出すと上手くいかないんでしょう!

それはズバリ、自分達で難しくしているからです!
自分達が思うほど、おそらく自分達のパスは下手ではないですよ!


おそらくよく見る練習だと思います。
ローリングシュートというのかな?


パス悪いぞぉ~なんて怒られた、きっとみなさんあるでしょう。
あ、私もよく怒られました(笑)
でもこのパスって実は相当難しいって知ってました?

高校の理科の授業を思い出しました。(物理の何の法則か名前忘れました)

100kmで走っている車
立ち止まっている私
私の目から見た車の速度 = 100km

100kmで走っている車
60kmで走る車に乗る私
100kmの車が60kmの私の車を追い越していく
私の目から見た車の速度 = 40km


もうわかったかな?
(って教育番組のお兄さんみたいになってるなあ・・・)

そうなんです、パスする人が立ち止まっている状態で、トップスピードの選手にパスを出す、しかもパスをもらうレシーバーの入射角によっては、これはこれは難しいパスになっちゃうんですよ!

じゃあ立ち止まらずにちょっとだけ動きながらパスしてみましょう!

そうそう!自分もレシーバーと同じ動きをする事で、
体感スピードが遅くなる
レシーバーへのパスの角度が易しくなる

これだけでパスがとても簡単になるんですよ!ちょっとしたコツと理解だけで、今の自分達のパスレシーブが飛躍的に向上する可能性はありますよ!


ありゃ、まだネタは続くんですが、かなり長くなりそうなので、明日にします。
日系カナダチーム来日まであと3週間なもので(言い訳です)・・・