toyamaJr5toyamaJr6

※写真は富山中高生11月21日から4日間、富山県富山市でホッケースクールを開催しました。

対象はジュニア、中高生、富山イーグルスジュニア、富山龍谷高校。ジュニアは地元チーム富山イーグルスザウルスキッズの子供達、小学校低学年から高学年まで年齢層は幅広いですが、お兄さんお姉さんがしっかり低学年の子供達のケアをしていてすごく良い雰囲気でした。
中高生は地元ジュニアから育ってきた選手達。龍谷高校は私の大学の後輩、宇野沢がものすごく熱を入れて指導しているチームです。練習内容は私のスクールでは必ず取り入れるエッジコントロール、バランススケーティング、アジリティスケーティングの3種類、バランスを保ちながらのスティックハンドリングとパスに重点を置いた基本スキル、そして今回メインドリルとなったのが1on1の守り方でした。私の指導方針「楽しく学ぶ」をテーマにとにかく笑顔が絶えない楽しいスクールでした。

toyamaJr2toyamaJr7

※写真は富山中高生練習の後はリンク近くのコミュニティーセンターで講義。

私は学生時代、机に座ると眠くなってしまう居眠り常習犯だったので講義と言っても堅苦しい話はせず、とにかく和気藹々と座談会形式で色々な話をしました。親御さんからも食事や健康管理などの質問が出たりするなど、選手達だけではなく富山全体のホッケーに対する意識が高いことに感心しました。みなさんから「勝ちたい」という気持ちが伝わりました。勝ちたい!うまくなりたい!という気持ちを前面に出すのは、周囲の目を気にしがちな恥ずかしがり屋の日本人には少々苦手な行為かもしれません。でもカナダでは上を目指す人間はとにかくこういった気持ちが前面に出てきますし、実際そういう選手が上に行きます。一生懸命頑張るのは決して恥ずかしいことではない私は今まで格好つけてホッケーをしてきた。たいしてうまくないのに練習を一生懸命するのは格好悪い。努力もしない。そして今後悔している。「あの時一生懸命やっていればもっと上にいけたんじゃないか?!」後悔しているから今の子供達には自分と同じ結末になってはほしくないし、その失敗を伝えてあげられる私は良いコーチになれるはず。

だから今は上から目線ではなく私自身が熱ーーくなって人の目を気にせず格好つけず泥臭く一生懸命やって見せてそれを子供達に伝えていこうと思っている。そんな指導者になるために努力し続けていこうと思う。

toyamaJr1toyamaJr3toyamaJr4

※写真は富山ジュニア今回は大学の後輩、橋田勝太も福岡から私の助っ人に駆けつけてくれました。勝太、ありがとう!!