結局今日は午後に神戸に帰る予定でしたが、小倉を朝早く出て川崎重工の
株主総会に間に合うように帰ってきました。
新神戸から地下鉄で1駅、そしてそのまま地下商店街を抜けると会場の神戸
国際会館です。入口には報道陣がとてもとは言えませんがまあまあいました。
私は前後左右からみても中央の席に座りました。
ステージには今日の議題が映し出されています。少し引くと
真ん中に議長席があります。そしてステージ上向かって右、最前列の端3席に
「解任」された「前」社長ら3名の名札が置かれていました。
定時(午前10時)に開会しましたが、冒頭ステージ上の全役員が起立して、新
社長が今回の経緯を説明して株主に「ご迷惑」と「ご心配」をお掛けして・・・
という言葉の後に深々と鞠躬していました。そして議長(社長)から3名の
取締役が「都合により欠席」と最初にアナウンスされました。
これが入場票です質問がある時はこの番号と名前を名のります。他社の
社長さんで名前を名のった質問者に必ず○○様からのご質問で・・・と
答える方もいますが、川重の新社長さんはそうしていませんでした。
質疑応答では荒れたような感じではありませんが、やはり今回の「解任劇」
に対して幾つか質疑がありました。私はその中で監査役の責任を質す意見を
発した方がいたのですが、良い点を突くなぁと思いましたが、返事をした
監査役は今回の株主総会は去年の4月から今年の3月末日までの監査報告で
事案が起ったのは今年の4月なので「調査中」というこれまた見事な「逃げ」
に打って出ていました。そして思ったのは質疑応答にスピード感がないという
ことです。上の写真にあるように質問者はいちいち会場真ん中のマイクまで
行きそして質問後議長は質問者が座席に帰るまで発言しません。これなら
係員がワイヤレスマイクを持って質問者のところに行った方がスピーディーに
進むのではないかと思いました。
また、ちょっと感じたのは川重の株主にはかなり多くの川重OBがいるように
感じました。エントランス・会場内・トイレでの初老の皆さんの会話がそんな
雰囲気を醸し出していました。
2時間余りで株主総会は閉会しましたが、報道陣が参加者を捕まえて取材して
いました。
今日の1曲は有山じゅんじで「ぐるぐる」です。