久しぶりの更新です。

先月末で、娘がHPVワクチン(当時は子宮頸がんワクチンという名前だった)を接種して10年となった。短いような気もするし、とてつもなく長かったような気もする。


10年目の今年の夏。
天候が落ち着かないせいか、体調のすぐれない日が続いていて、表情も冴えない日が多いが、なんとかフルタイムの仕事はこなしている。どうしても具合が悪くて休む日はあるけれども、有休を使い果たすと言うような事態にはなっていない。
家に帰り着くと、着替えもそこそこに横になってしまうこともあるけれど、まずは社会に自分の居場所を作って精一杯頑張っている。

まだ1年半ほどの社会人生活であるが、ほとんど全部コロナ騒動の下にあるため、淡々と9時5時の生活を送っている。障害認定も返上し、自分の力で生きていくスタート地点である。

ちなみに私はといえば、あいもかわらず娘の体調管理が第一の仕事となっているが、更に在宅勤務者を2名も抱え、食事のことばかり考えている生活である。

とはいえ、娘も働きだしたので趣味にも時間をさけるようになり、友だちとも会えている。会えばコロナワクチンの事は今もっともホットな話題でもある。
打った打てないの話の流れで、「私はワクチン怖いから打てない」と言えば理由も話すことになる。
聞いてくれる人には娘がワクチン被害にあったことや、今も症状に苦しんでいることは話す。
中には、「(今も続いているその不調って)本当にワクチンのせいなの?」と聞いてくる人もいる。

本当にワクチンのせいなのかどうかは、確かにはっきりとはわからないけれど、10年前の接種以前にはなかった頭痛やめまいや体の痛みが、この10年間少しずつ軽減はされているもののずっとずっと続いて、娘を苦しめていることは真実である。

娘よりももっと重い症状が続いていて、普通の生活さえままならないでいる被害者の方たちがおられることも事実である。

HPVワクチンも、コロナワクチンも、健康な人に打つものであるから、マスコミや社会の同調圧などに流されず、自分でよく調べて、よく考えて、本当に必要なのか見極めることが大事だと思う。