出産レポ①からの続きです。


分娩室に移動してからしばらくは、陣痛の度に「ふーふー」と息を吐く。

上手いと褒められる。

しばらくして、子宮口が全開になったので産もうと告げられる。

が、いきみ方がわからない。

「いきみたい感じ、ある?」の質問にパニック!

なにそれ?

経産婦なのに、どういう感覚かわからない!

分娩台のレバーを下に持ち変えて、力が入るようにするものの、結局よくわからない!

年配の助産師さんに、硬いうんこをするみたいに! と言われやってみるものの、目を瞑ったらダメ!声を出してもだめ!天井を見てはダメ!お腹を見て!とダメ出しざんまいで心が折れる。

この間、もちろん激痛。

これを陣痛が来てる間に行わないといけないので、何度も失敗する。

助産師さんが、勇気づけるために、今回は吸引なしで自力で産めそうだよー!と言ってくれるが、「はよ、吸引してくれ!」と思っていたので、がっかり!

そういえば今回は促進剤もなかったな。

この辺で、足もガクガクして、呼吸もままならなくなり、今どこに力を入れてるのかもわからなくなる。

赤ちゃんに酸素が回らなくなりそうになるので、酸素マスクを付けられる。

それでも今回は自力らしい。

何回かチャレンジした後、ようやく頭が出たらしい。

でも、変に頭がハマってるから新しい感覚の痛み。

そこから、「最後だよ!次の陣痛来たらいきんで!」

と言われ、もうヤケクソ。

ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ。


したら、生まれました!

午後1時32分。

生んだ瞬間は泣かなくて、赤ちゃん見せてもらったけど、すぐ専用ベットへ。

そちら側で色々されてる間に、泣いた。

とりあえずホッとする。

ちょっと記憶が定かじゃないけど、この辺りで先生が来て、処置をしてくれる。

長男のときは、縫ったりしてる間は痛みとかなかったけど、今回は縫ったり、胎盤を出す処置が意外に痛かった。

何回か子宮も押されて、その後も子宮も傷も痛いので、痛み止めをもらうことに。

副作用で子宮の収縮が悪くなるみたいだけど、ここはもうサッサともらう。

痛いのはもうごめんだ。

分娩室には2時間ぐらいいてとのことで、2時ごろ生まれたことを主人と母に連絡。

「え?もう?今から向かいます」とのこと。

みんなでおやつタイム中だったらしい。

助産師さんに赤ちゃんと一緒に写真を撮ってもらう。

眉毛描いてきてよかったー!


次回、最後です。

続きます。