こんにちは

関西で5歳と11歳の子育てをしながら
女優&司会業&心理学講座講師として活動中!

(趣味=夫)

 

【アドラー心理学×潜在意識×認知行動療法】で自分の本当の気持ちを知り

今のままの自分で幸せになる方法を

お伝えしています。


長男は支援があれば、より伸びるタイプ。
息子も娘も意思が強いです!
 

支援級のことや一筋縄では行かない子育てを

勇気づけで楽しく乗り切っています。

 
ここ1週間、省エネモードで過ごしているまゆみです。
この省エネモードはまだしばらく続くと思います。
 
 
1週間前に、我が家の猫が亡くなりました。
18歳でした。
 
マンションの7階から落下して死んだと思ったら
血まみれで逃げ回り
路地裏で動けなくなっているのをなんとか捕まえて

着ていたコートで包んで動物病院に放り込んだのが

出会いでした。

 
結婚した年に保護したので
かれこれ17年のお付き合いです。
 
怖がりなのに、大変人懐っこい子で
とにかく優しい子でした。
こんなに優しい生き物を私は見たことがありません。
 
 
赤ちゃんを連れて帰るたびに
弟だよ、妹だよ。よろしくお願いね。
というと
本当に
我が家の長男として
息子と娘を一緒に育ててくれました。
どんなに強く掴まれても
枕にされても
許してあげる。
子供たちが泣いたら飛んできてそばにいる。
子供たちがお昼寝などの時には
常に横について一緒に寝てくれていました。
 
毎晩私の右わきに潜り込んでピタッと寄り添って寝ていました。
朝は鳴いて私を起こしてチュールをねだるのが朝のルーチン。
お洗濯をたたんでいると
洗濯物の上にごろんと寝転んで
お腹を撫でてとアピールしてきます。
Zoomなどで講義をしだすと
何故か膝の上に乗ってくるんですよね。
雑種の野良猫だったのに
不思議な美しさのある猫でした。
 
もうずいぶん弱っていたので
そろそろ…という思いはありましたが
介護などをしながらゆるゆると別れの時を受け入れるのだ
と思っていたのに
ちょっと目を離した隙に
あっという間に逝ってしまいました。
そして
優しい猫らしい亡くなり方でもありました。

子どもや夫、残されたもう1匹の猫と私。
今はそれぞれの悲しみに寄り添うように
お互いの存在でお互いを温めています。
 
いつまで泣いてるのよ。
元気出しなよ!
なんていう人は誰もいません。
 
 
こんな時、心について学んでいて良かったと心底思います。
 
今日は
喪失感との付き合い方についてお話しますね。
 
喪失体験。
大切な存在を失ってしまうと
「この先も、人生うまくやっていけるだろう」
という気持ちが
ボキっと折れます。
 
大切な存在を失い、心が弱っている状態というのは
体でいうと、骨折のようなものです。
 
こんな時は
原始人モードで考えると
とてもわかりやすいです。
 
もし原始人が骨折でもしようものなら
即、命の危機です。
 
 
感情というのは
命を守ろうとする本能がつかさどっています。
 
心と体は繋がっています。
喪失体験というのは
命の危機なんですね。
 
ですから、こんな時
人は本能で無意識にセーブモードに入ります。
 
骨折しているのに
アクティブに動き回ったら
動きの精度はかなり低くなっているので
即、動物の標的にされて死にます。
ですので、活動量は自然と落ちます
 
狩りにも行けません。
今ある食糧で長く食いつなぐために
食欲も落ちます
 
体力の回復と身を守るために
暗く静かな所でじっとしていたくなります
 
そして、眠りは浅くなります
常に、敵の襲来に備えて、危険を感じたら
いち早く逃げるためです。
 
そして涙を流す、というのもとても大切な
外へ向けての救難信号にもなります
私は今、ピンチです!と周りの人に理解してもらう
大切なサインでもあります。
これがないと、助けてもらい損ねてしまいます。
 
喪失によるショック状態は約1週間ほどで落ち着きます。
(初七日)
約1か月もすると(四十九日を迎えるころには)
悲しみの感情も緩やかに落ち着いてきます。
 
ですが喪失感にはだいたい
悲しみと一緒に
罪悪感がセットでついてきます。
 
こちらもゆっくりと消化していく必要があります。
 
原始人が足を骨折したとしたら
今まで通りに動けるまで回復するのは
やっぱり1年くらいはかかると思います。
 
大切な存在を亡くすというのは

心が全治1年くらいの骨折状態

だと思っておくと丁度良いです。
 

喪失感を受け入れるには
最低でも1年くらいはかかると思っておいてください。
 
悲しいのは正しい
涙を流すのも正しい
元気がなかなか出ない時期が長くなるもの
当然の反応なんだ
という知識があれば
 
悲しみの上にさらに
 
いつまでくよくよしてるのよ!
 
なんて
 
無駄に自分を責めなくて済みます。
とても大切です。
 
自分の体の外側にいた大切な存在を
自分の心の中におさめて
悲しみがありがとうになって
一緒に生きていくための大切なプロセスです。
 
特に悲しみという感情は
寄せては返す波のように
引いたと思っても
またふとした瞬間に押し寄せてくるものです。
 
そして、感情というのは
ガソリンみたいなもので
しっかり感じると燃えて消える
という性質があります。
 
向き合うこと、感じることは
とてもつらい
怖いと
無視をして
フタをして見ないようにしても
悲しみは無くなるわけではありません。
 
心の底をじっとりと冷たく濡らして
しかもめっちゃ臭ってきます。
常に心がなんかわからんけど
不快で不安定な状態になってしまいます。
そして
ふとした瞬間にパニックになってしまったりします。
 
何事もスピードが速い現代社会
 
明るくいることが求められたり
良しとされやすい時代でもあります。
 
そんな空気感に押されて
つい
このプロセスをはしょりがちです。

そうすると
不自然な形で悲しみがしこりの様に心に残り続けたり
消化しきれないんですね。
 
泣きたい時には
しっかり泣くことが大切です。
 
寂しいよ
悲しいよ
辛いよ
ごめんね
こんな私を許してくれるだろうか
 
何度でも何度でも
繰り返す波に揺られながら
しょっぱい涙に濡れていいんです。
 
あなたの感情はあなただけのものです。
納得するまで付き合あってあげてください。
 
そうしたら
自然と
自分だけのタイミングで
そっと顔を上げて
動きだそうとします。
 
そんな時
罪悪感がぐいっと引き戻そうとします。
 
もっと私が〇〇していれば・・・
 
あんなに泣いていたくせに今では笑っている自分
 
を責めてしまいがちです。
 
そんな時は
その気持ちを人と話し合えるといいですね。
 
実は初七日、四十九日、初盆などの法要や供養は
それでも生きていく人たちの為に
お互いの喪失感を
話し合える場所でもあるんですよね。
 
こういうプロセスを丁寧に行っていくことで
確実に悲しみも罪悪感も小さくなっていきます。
 
悲しみや罪悪感が大きければ大きいほど
それくらい
大切な存在だったということ。
それだけ深く愛せたということ。
 
悲しみに暮れる人がもしそばにいる時は
励まそうとか慰めようとかは基本的に要らないです。
そっとしておいてあげることが基本。
 
その人が話し出したら
聞いてあげるだけでOKです。
 
私はお互いになぐさめ合える家族がいるので
本当に良かったなあと思っています。
 
もし、話せる人がいないよ…
という方は
公式LINEからメッセージください。
 
私でよければ、お話、お聞きしますね。
 
 

公式ラインでは

 

星自分の本当の気持ちに自分で気づけるようになるヒント

 

星勇気づけの子育て法

 

星体験会・講座案内等

 

星オススメ情報

 

 

をお届けしますウインク

 

スタンプを押していただくと

私と1対1でトークできるようになります。

 

このアカウントでのやりとりは他の方は見れませんので、安心してコメントくださいね飛び出すハート

 

ご質問や各種講座や体験会のお問い合わせもLINEからお気軽にどうぞおねがい

 

ご登録お待ちしていますピンクハート

 

 

LINEお友達追加 

 

 

 

 

********************

障害とは何か?をテーマに

息子との日々を綴ったエッセイが

エピソードAWARDで

エピソードアワード賞を受賞しました。

 

受賞作がまとめられて書籍化されました。

Amazon kindleで読めます 

 

 

********************