我が家の息子

幼稚園の時の映画館は

「映画妖怪ウォッチ」

入り口で大の字で寝転んで拒否!

そこをなんとかお席に座るも

冒頭10分が限界で離脱して終了しました。


そこから月日は流れて

息子も10歳。

お家では

「映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険!」

これをもう、何度も何度も見て楽しんでいました。


そして、娘の幼稚園で新しい映画の割引券をいただけたので

それを息子と娘に見せてみると

2人とも

「行きたい!おねがい

とのことで

週末にドキドキで行ってきました!


映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出! 


映画の内容は
あつこおねえさんの
自己有用感に対する心の葛藤がメインという
大人も思わず唸ってしまう
なかなかの切り口!
ゆういちろうお兄さんがスネた女に振り回される男を見事に演じておられました。
まことお兄さんのキメ顔に体のキレ!
杏月お姉さんのオトボケも光っていました!

そして安定のだいすけお兄さんの顔芸からの
よしお兄さんの贅沢使い!

かーらーの!
小池徹平様の王子スマイル!!!
完全におかあさんといっしょ、の世界の住人でした!
しかも、多様性が叫ばれる世の中で
自分らしさを大切にしながら
選択していってもいいじゃない!と
そんな光の道も見せてくれました。

映画としても大満足の内容でした!

そして
娘と息子が念願の映画館デビューを果たし
私の中でも
一生忘れられない映画になりました。

おかあさんといっしょの皆さん!
ありがとうございます!!!


3歳の娘はもうノリノリで
シュッ!とお席に到着!

息子は映画館の扉に続くロビーまではノリノリ!
でも、ロビーから映画館のお部屋までの通路の暗さにダメスイッチ・オン!
涙を浮かべて「暗いから怖いんだえーん入らないよ!」

夫と私で
「そっか、怖いのか。いいよ、息子くんが入りたくなかったら、入らなくていいんだよ照れ

そう伝えて見守ります。

娘にお父さんとお母さん、どっちと見たいか確認すると
お母さん!とのことで、私が館内に。
夫は息子に付き添います。

始まる数分前に、もう一度外に出て
息子に声をかけましたが
「入れないんだ〜えーん
とのことで
「そっか〜、いいよ〜!お母さんは妹ちゃんと中で待ってるから、いつでもおいでよ〜ウインク
と声をかけて
夫とアイキャッチでお互いの健闘を祈りながら場内へ。

おかあさんといっしょの映画は
場内も明るめで、泣いたり笑ったり出たり入ったりも比較的やりやすいです。
小さなお子さんが多いので泣いていたり、出たり入ったりされている人もいて
正直、ホッとしました。


夫とは中と外で、そっとスマホのLINEでお互いの状況を共有。

息子はトイレに行ったりして
自分で気持ちを落ち着けて
何度か扉に手をかけては
ロビーに戻る
扉を少し開けては閉じて
ロビーに戻る
扉を開けて少し覗いて
扉を閉める。
1歩、入ってみる。
戻る。
席に触ってみる。
戻る。
席に座る。
戻る。

野生動物かよ!爆笑
というスモールステップで
自分が納得いくように
少しずつ進む息子です。






この後も、座っても離脱を繰り返しながら
とうとう
最後だけ座って見れました!!!

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

すごーい!!!

そのタイミングは
なんと
ぼよよん行進曲が流れていて
もう涙を我慢できませんでした。

夫と私は一緒に息子の親を10年やってますので
もう、ほんと!
頼りになる〜!
お父さんとしても
夫としても尊敬です。
好きな人としてはト・キ・メ・キ♥

ぶっちゃけ
え?このくらいの暗さ、
全然イケるんちゃうの?!
4000円くらい払ってるのに
見ないの?!
マジで?!ガーン

って気持ちがムクリ!
と起き上がってきても
横にいる夫が

うんうん、暗いのが怖いのか。
そうかそうか。いいよ。いいよ。
息子くんの好きにしたらいいんだよ。
お父さんはどっちでもいいからね。

え?菩薩?キョロキョロ

ってなりますよね。

そうしたら
目的を思い出せます。

そうだそうだ。

今回の目的は
「息子と娘が安心して楽しく映画を見る」

だったわ!

と目的を再確認できて
4000円とか、映画は最初から見るもの、とか
自分の理想的な形とか
そんなん2の次にできて
その遂行のために動けるんですよね。

ほんと!
エンディングだけでしたが
息子は自分の力で
暗さの恐怖を克服して「観れた!」
という達成感でニコニコで映画館を出ることができました。

お昼を食べてからも
ポスターをもう1回みたい!
と映画館に戻るほど
大好きな映画になったようです。

ラストしか観ていないのに?!
終わりよければすべてよし的な?!
なんにしろ
息子も娘もニコニコで
良かったね〜!
がんばれたね〜!
と2人の中で
楽しい思い出になったようで
本当に良かったです。


娘はもう、終始ノリノリ!
一緒に踊ったり
後ろー!こっちー!と指さしたり
こちらも大満喫していました。

同じように子育てしているはずなのに
これだけ子供の個性によって
映画1つ見るのも反応が違うと
親の育て方とか
個性の前には
屁の突っ張りにもならんな!
と実感しますね!

大切にしたいのは
それぞれの子供が

自分がどうしたいのか

それをちゃんと聞いて
相談しながら
歩いていくってことなのかな
と思います。

もし、それが
一般的な選択肢の中になかったとしたら
今日の小池徹平王子のスマイルを思い出して
新たな道を作ればいいのかな
って思いますおねがい

最後のお手持ちカメラでの
写真撮影タイムのお写真!




マジで泣ける!


ありがとうございました!