何か学校側にお願いしたい事がある場合

基本的にはすべて

「お願い」ではなく「相談」

という形がいいかと思います。


※先生は教育のプロですが
 「特別支援に関してはあまりご存じでない場合がある」
 「子供の特性は親の方が詳しい」
 「学校ではできる事に限りがある」
 という事を考慮した上で落とし所を探していく作業になります。
※埒が明かない時や、ここぞという時には
 ご主人、無理な場合は誰でもいいので事情の分かっている男性を一緒に同席させると
 学校がよりしっかりと話を聞いてくれる体制になる事が多いです。

※どんな話し合いもまずは相手(この場合は先生)の視点や考え方を否定せず、認める所からスタートする。

 ※「いつも子供の事を考えてくださってありがとうございます」

 「お忙しい中、お時間を取っていただきありがとうございます」

など、感謝の言葉からスタートする。



まず

「うちの子は〇〇なんで、××してください」
と、こちらの都合だけを押し付けてしまうのはNGです。

つい、やりがちなんですが・・・、これでは、正直印象が悪くなります。

 

1.まず相談する!
「うちの子は〇〇で困っているのですが、何か学校でできる対応策はないでしょうか?」
 

2.学校側から何かご意見が出ればそれを検討する。

意外な解決策をご提案いただけたり、一緒に考えるチャンスになります。
今までのノウハウ等をお持ちの場合もあるので
学校側がやりやすいもので子供に合うものが出てくるかもしれません

 

採用されそうな案がでない、ご意見が無い場合に

3.「うちでは、〇〇すると××できる事が多いのですが、学校ではご対応可能でしょうか?」
  「他の学校では〇〇という方法をされていると聞いたのですが、試してみる事は可能でしょうか?」

上記の流れが、実際にやってみるとうまく行く事が多かったです。


こちらが学校がどんなタイプなのかを探っている時、学校側もこちらがどんな親かを探っています。
学校は理解がない、と思っていると、学校側の理解がない所ばかりがどんどん目について、増えていきます。
 

基本的には

学校と親は協力関係で、子供を伸ばしていこうという同じ方向を向いている仲間同士だと意識していると
協力できる部分がどんどん見えてきます。

 

「自分の子供を仕事とはいえ、一緒に育ててくださっている相手」として接すると
こんなにありがたい人はいないなと

尊敬と感謝の気持ちが湧いてきます。
先生に、感謝の気持ちを言葉にして伝える習慣をつけるとさらに良いかと思います。