“並び方”と“○人組”の話
こんばんは、たーやんです。
いやぁ、また随分とお久しぶりですが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は変わらず元気です(笑)。
さて、今回は新年度ということもあり、
ひとつ“並ぶ”&“○人組”の話を…。
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突然ですが、皆さんのクラスでは園庭などで集まる時って、どう並びますか?年齢や人数によって色々と違いはあるでしょうが、やはりオーソドックスなのは“2列”でしょうか。
例えば24人のクラスならこんな感じ。
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前← →後ろ
「2人組になって順に前から並ぶ」などして、このような2×12の形になりますね。
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ところで、この時の保育士の立ち位置はどこでしょうか?これも、時と場合で違うと思いますが、必ず保育士が前にいる必要はないでしょう。もし、自クラスのみが並ぶのだとしたら、
並び終えて話をする段階になったら
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前← 保育士 →後ろ
…と当たり前ですが、列の横側に来た方が子どもは見やすいですよね。
この時、逆に横に広がりすぎて見にくいようだったら、はじめに並ぶのを“3列”にすればよいわけで。
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←前 保育士 後→
で、さらに逆の発想…?
3列で並ぶと、縦方向も後ろまでの距離が短くなるため、保育士が列の前に立った場合でも後ろの子どもも話を聞きやすくなります。
保●●●●●●●●
育●●●●●●●●
士●●●●●●●●
(30人クラスだとその差は顕著)
…そう思うと、保育者が脊髄反射的に“2列”と言い過ぎではないかと思ったりもするのですが、さてどうでしょうか?
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ちなみに、普段は2列で並ぶ(2人組で並ぶ)のが当たり前になっている子どもたちにとって、3列で並ぶのは新鮮で楽しいようです。
なお2列の場合だと、わざわざ2人組を作らなくても慣れればすっと並べることもありますが、3列の場合はまず3人組を作ってから並んだ方が当面は良いかと思われます。
で、“おふざけ保育士”な私は、わりといい加減なことをしますので、さらに4人組、6人組、8人組…と増やしていくこともしばしば。
・2人組×12
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←前 後ろ→
・3人組×8
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←前 後ろ→
・4人組×6
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←前 後ろ→
・6人組×4
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・8人組×3
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・12人組×2
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「12人組なんて!!」と思われるかも知れませんが、年長児だとこれが結構あれこれやりとりしつつ12人組が2つできあがったりします。個人的にはこの過程も大事にしたいところで、数を確認するだけでなく仲間集めの経験にもなります。
さらに、2チームを作る目的ならば「せっかく組んだ相手と分かれる」ことになる2人組×12よりも、「組んだ相手が仲間になる」12人組×2の方が、チームの連帯が生じやすく遊びが盛り上がることも多いです。(力量に偏りが出やすい欠点はありますが)。
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逆にわざと「せっかく組んだ相手と分かれる」ことで、対抗心(もちろん良い意味で)を出すこともできます。例えば、ボールか何かを2人で運ぶゲームを2チーム対抗で遊びたい場合で考えると…
2人組×12で並んで、
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←前 後ろ→
前半分を1チーム、後ろ半分を1チームとし、
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後ろ半分チームに前横に移動してもらってゲームをする…のも1つですが、
はじめから4人組×6で並んでおき
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←前 後ろ→
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保育士がジョキジョキとハサミのように(はたまたモーゼのように)真ん中を切り分けていくと、移動もなく2チームが作れます。そして、もと4人組のうち2人ずつは同じチームなので、2人同士お互いに相手と対する気持ちも盛り上がります。
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…と、こんなかんじですが、いかがでしょうか?図だと分かりにくいですが、実際にやってみるとまぁすぐわかる話かと。
新年度少したったこの時期、このように少し“並び方”を工夫すると、楽しさの中に意外な「数的思考」や「仲間作り」の経験も加わってオススメです。
(4、5歳児クラスなら十分可能だと思います。3歳児クラスは後半からかな?)
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