新星 清水翔太
デビューシングル「HOME」で大器の片鱗を見せつけ、期待の新星となった清水翔太。その音楽を聴いたとき衝撃を受けた。彼の歌声から伝わってくるソウル、魂が僕の心を揺さぶった。歌で何かを伝えたいという気持ちが、歌声に表情となって現れているようで、こういう人がシンガーとしての才能があるんだなと思う。ああ、なんともうらやましい。
彼が尊敬する人物は、ダニー・ハサウェイ。70年代のアメリカの黒人差別を嘆き、歌で同胞を勇気づけ時代の寵児となったが、時代の波が彼を苦しめて自ら命を断ったソウルシンガー。彼の哀愁漂うメロディーと力強く魂を揺さぶる歌声、そして現代風のR&Bを取り込んだ曲調、それらが清水翔太の音楽から伝わってくる。まだ弱冠18歳だというからこれからの成長に期待したい存在である。
最近はソウルを聴くが、ゴスペルが体に染み込んだ人の歌はいい。独特のリズム感があるというか、単調なメロディーラインをあのフェイクで複雑なものにしてゾクッとさせてくれる。今後も清水翔太のようなシンガーが日本に出てきてくれることを楽しみしています。
4時間48分の死闘~ウィンブルドン決勝~
初回からこんな内容でもいいのかと思いながらも、書きたい衝動には抗えず。
地上波でテニスを見られるのはめったに無いが、ウィンブルドンはNHKが中継しているので眠い目をこすりながら見ている僕。受信料を律儀に払っている身としては、普段は見てもいない放送局にお金を払うなんてバカらしいと思いながらも、この時期だけはその価値はあるなと思ってしまう。
さて、タイトルのウィンブルドン決勝。
前だけを見つめる力強い瞳で、2年連続でのがしたトロフィーを見据えるナダル。時折下を向きながらも、芝の王者の底力をみせるフェデラー。息の詰まる思いのラリー。闘牛のような勢いのあるナダルのスピンショットとストローク。初優勝というプレッシャーからかその勢いが一瞬滞った第4セットのチャンピオンシップポイント。壁際まで追い込まれた闘牛士がひらりと身を返したようなフェデラーのパッシングショット。5時間にも及ぶ死闘は、ウィンブルドンの空からすっかり光をなくし、夜の芝に新たな王者を生んだ。ふと空を見れば薄明かり。遠く離れたところでなくした光が今度はこちらに現れる。あの決勝のときと同じような空模様。そう思うだけで胸が躍った。
しかし、こんなにも素晴らしい試合を見せてくれた2人に感謝です。そして生中継をしたNHKにも。でももうちょっと受信料は下げてね(笑)
